読む人:会計は分かるが、このツールを初めて使う人。プログラムの知識は要りません。例として使う会社の名前は「テストB」です。
最初の10分
毎回すべてを読む必要はありません。まずここだけ読んでください。
- このツールは、顧問先ごとに1冊ずつ持つスプレッドシート(ブック)です。 資料(通帳・カード明細・領収書など)を1行ずつ「資料シート」に入れ、その行の右側に仕訳を書きます。仕訳帳・総勘定元帳・貸借対照表・損益計算書などは、資料シートの仕訳から自動で組み立てられます。
- 直すのはいつも資料シートです。 帳票や閲覧用の仕訳帳は集計結果なので直せません。仕訳帳(編集用)と総勘定元帳(編集用)で直した値は、元の資料シートの行へ自動で反映されます。
- 操作はメニュー「会計管理」から行います。 画面の上のメニューに「会計管理」があります。よく使う物は上段に、たまに使う物はその下の4つの小メニュー(帳票と点検/修正の取り消し/シートとマスタ/初期設定と保守)にあります。各シートの上にも同じ操作のボタンがあります。
- 困ったらまず「全部更新」。 仕訳帳・総勘定元帳・帳票・件数を最新にします。窓に段階と進み具合が出て、終わると「完了」と出ます。
- 行ごとに確認状況を付けます。 未確認(空欄)→ 要確認 → 確認済 の順です。会計ソフトへ出力するのは、原則として確認済の行です。
- 毎月の流れは「資料を入れる → 行を確かめる → 全部更新とエラーチェック → 残高を合わせる → 仕訳を出力 → 残高を確定」です。 詳しくは「毎月の締め」を見てください。
- スマホでは使えません。 スマホのアプリではメニューもボタンも出ません。パソコンのブラウザで開いてください。
1. このツールは何か
全体の関係
1顧客管理表顧問先の一覧。ここから作る
2会社のフォルダ資料の置き場(未処理・処理済)
3資料シート資料1件=1行。ここだけを直す
7会計ソフト弥生・マネーフォワードへ CSV
6帳票貸借対照表・損益計算書 ほか
4・5仕訳帳・総勘定元帳閲覧用=常に最新/編集用=直すと資料シートへ
資料シートの仕訳の列だけが集計の元になります。仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)で直した値は資料シートへ戻ります。
| 順 | 置き場 | 役目 |
|---|
| 1 | 顧客管理表 | 事務所の顧問先の一覧。ここから顧問先ごとのフォルダとブックを作る |
| 2 | ドライブの会社のフォルダ | 資料の置き場。資料の種類ごとに「未処理」「処理済」のフォルダがある |
| 3 | 資料シート | 資料1件=1行。左に資料の内容(日付・金額・明細・画像のリンク)、右に仕訳 |
| 4 | 仕訳帳 | 全部の資料シートの仕訳を1つに並べた物(閲覧用と編集用の2つ) |
| 5 | 総勘定元帳 | 科目ごとに仕訳を並べた物(閲覧用と編集用の2つ) |
| 6 | 帳票 | 貸借対照表・損益計算書・CF計算書・税区分集計表・推移表・月次の増減・内訳書の下書き |
| 7 | 会計ソフト | 仕訳を CSV で出力し、弥生会計またはマネーフォワード クラウド会計に取り込む |
本体と顧問先のブック
- 本体:会計管理テンプレート。すべての顧問先のブックの元になるブックです。ふだんの作業では開きません。
- 顧問先のブック:「テストB_会計管理」のように、顧問先ごとに1冊。本体を写して作ります。ふだんの作業はここで行います。
- 資料シート用のブック:資料シートを会計管理のブックとは別のブックに置く形を選んだときに作られるブックです(既定は別のブック)。会計管理のブックは、このブックの資料シートを読んで集計します。
- 仕訳入力用のブック:資料の無い仕訳(振替・決算整理など)を複合仕訳の形で入力するためのブックです。必要なときだけ「シートを作成」で作ります。
資料シートと仕訳の考え方
- 資料シートの1行は、資料1件(通帳の1行・領収書1枚など)です。
- 行の右側に「仕訳用日付・摘要・借方勘定科目・借方補助科目・借方金額・借方税区分・貸方勘定科目・貸方補助科目・貸方金額・貸方税区分」の列(仕訳の列)があります。ここに書いた内容だけが仕訳帳に集まります。
- 仕訳帳・総勘定元帳・帳票は、仕訳の列から組み立てた集計結果です。同じ取引を2か所に持たないので、資料シートを直せば全部に反映されます。
- どの資料シートを読むかは、シートマスタに載っている行で決まります。シートマスタに載っていないタブは集計されません。
2. 新しい顧問先を作る
手順
- 事務所の顧客管理表を開き、メニュー「顧客管理」→「フォルダ一括作成」を押します。「顧問先を作る」の画面が開きます。
- 顧客マスタの会社一覧から会社を選びます。まだ顧客マスタに無い会社は「新規顧客作成」で会社名・種別・決算月・会計ソフト・担当・契約状況・コードを入れます(入力内容は顧客マスタの末尾に追加されます)。会計管理のブックを作成済みの会社は選べません。
- 「フォルダの設定」で、作るフォルダとサブフォルダの数、資料シートにするフォルダのシートの型を選びます。口座・カード・従業員はサブフォルダの数の右に実際の名前(例「三菱UFJ 普通/楽天 ビジネス」)を「/」区切りで打てます。打たなければ「口座1」「カード1」「従業員A」などの仮の名前で作られます。
- 作成内容の確認で、資料のシートの置き場(別のブック/この会計管理シートの中)、資料シート用のブックの冊数(1冊にまとめる/シートごとに1冊)、経理方式(税込/税抜)、当期(第N期。任意)を選び、「実行」を押します。
- 作成中は段階の名前と進み具合が出ます。画面を閉じても、実行中の区切り(最長4分30秒)まで進んで止まります。同じ会社でもう一度実行すると続きから再開します。
- 終わると「作成後の準備」が番号つきで並びます。下の「最初にすること」を上から行います。
作られる物
- ドライブ:会社のフォルダの中に「0_弊所管理用」「1_基礎情報」「2_税務」「3_財務会計」とその中のフォルダ。3_財務会計 の中の資料ごとのフォルダには「未処理」「処理済」と「<シート名> 処理マニュアル」が作られます。
- ブック:会計管理のブック(本体と同じタブ)、資料シート用のブック(別のブックを選んだとき)。
- 設定タブ:期首・期末・表示期間は決算月から入ります。法人・個人、会計ソフト、資本金、課税方式、納税義務、インボイス登録番号、インボイス登録日、簡易課税の事業区分は、顧客管理表のその会社の行を読む式が入ります(顧客管理表を直せば設定も変わります)。経理方式と資料シートの置き場は、作成の画面で選んだ値が入ります。
- 顧客マスタのその会社の行に、会計管理のブックのURLなどが書かれます。
最初にすること(作成後の準備)
番号は作成結果の画面の番号と同じです。画面に出なかった番号は、その会社では要りません。
| 番号 | 作業 | 出る条件 | 手順 |
|---|
| 1 | 全部更新を1回実行する | いつも | 会計管理のブックでメニュー「会計管理」→「全部更新」。初回は許可の画面が出るので、使うアカウントを選んで「許可」 |
| 2 | 読み込みの許可 | 作成時に自動で付けられなかったとき | 画面に書いてある場所(例:隠しタブ「仕訳データ」のA2)を開き、セルに出ている「アクセスを許可」を押す |
| 3 | 別ブックへの修正の反映を有効にする | 資料シートを別のブックに作ったとき | メニュー「初期設定と保守」→「別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ)」→ 許可 |
| 4 | 資料シート用のブックへ画像ビューアを追加 | 資料シートを別のブックに作ったとき | 追加の作業を担当者(Claude)に依頼する。入った後にそのブックを開き直すと、メニューに「画像ビューア」が出る |
| 5 | 仮の名前を実際の名前に変更 | 仮の名前で作ったとき | 資料シートのタブ名 → シートマスタの「シート名」(タブ名と同じにする)→ ドライブのフォルダ名 の順に変える |
| 6 | 開始残高を入力 | いつも | 勘定科目マスタの「開始残高設定」の列に期首の残高(前期末の貸借対照表から)。口座履歴のシートは3行目に口座の科目・補助科目・開始残高 |
| 7 | 処理マニュアルに取り決めを記入 | 処理マニュアルを作ったとき | 資料ごとのフォルダの「<シート名> 処理マニュアル」に、その資料の仕訳の形・貸方の決まり・注意点を書く |
- 隠しタブの出し方:スプレッドシートのメニュー「表示」→「非表示のシート」から選びます。用が済んだら、タブを右クリック →「シートを非表示」で戻します。
- 6 の確かめ方:全部更新の後、貸借対照表の最下行(貸借の差額)が 0 になっていること。勘定科目マスタの右の「開始残高の検証」でも、借方合計と貸方合計の一致を確かめられます。
- 最初の「仕訳を出力」の前に、会計ソフトの科目一覧・補助科目一覧と勘定科目マスタの表記を突き合わせます(「9. 仕訳を会計ソフトへ出す」)。
3. 資料シートを作って資料を入れる
資料シートを作る
メニュー「シートとマスタ」→「シートを作成」で作ります。顧問先を作るときに作ったシート以外を足すときに使います。
- シート名とメモを入れます(例「楽天銀行 普通」)。
- シートの型を選びます(下の表)。
- 資料シートを置くブックを選びます(この会計管理シートの中/別のブック)。既定は設定の「資料シートの置き場」です。
- 元資料のフォルダを決めます。「新しく作る」ならフォルダの型(口座履歴・クレジットカード・受領請求書 など)を選ぶと、3_財務会計 の中の作る場所が入ります。そこに「シート名」のフォルダと、その中の「未処理」「処理済」が作られます。既にあるフォルダを使うときは「既存のフォルダを使う」で参照します。
- 処理マニュアルを決めます(マニュアルの型から作る/既存のマニュアルを使う)。
- 「作成」(Ctrl+Enter)。型のタブを写して新しいシートを作り、シートマスタに1行追加し、通し番号・色・ボタンを付けます。途中で失敗したときは、作った物を元に戻します。
シートの型
| 型 | 使う資料 | 主な列 |
|---|
| 標準 | 型の決まっていない資料全般 | 日付・金額・明細 |
| 領収書 | 現金払いの領収書・レシート | 日付・金額・支払先・取引内容・インボイス番号・費目・人数 |
| 受領請求書 | 取引先から受け取った請求書 | 日付・相手先・取引内容・費目・金額・税区分・支払日・支払手段・請求書番号 |
| 経費精算 | 従業員の立替経費 | 従業員・日付・金額・支払先・取引内容・インボイス番号・費目 |
| クレジットカード | カードの利用明細 | 日付・引き落とし日・金額・支払先・取引内容・費目 |
| Amazon | Amazonビジネスの注文履歴 | 注文日・商品名・商品および配送料の合計(税込)・適格請求書発行事業者登録番号 |
| 口座履歴(入出金) | 通帳(入金と出金が別の列) | 日付・明細・入金・出金・通帳の残高・計算の残高 |
| 口座履歴(プラスマイナス) | 通帳(1つの列に+−で出る明細) | 日付・明細・金額・通帳の残高・計算の残高 |
| 支給控除一覧表 | 給与の支給控除一覧 | 対象月・支給日・実支払日・項目・種別・従業員番号・氏名・金額 |
| 減価償却仕訳 | 固定資産台帳から写す当期の償却 | 資産コード・資産の名称・資産の勘定科目・対象の期・当期償却額 |
| ふるさと納税 | 個人の確定申告用(仕訳の列なし) | 日付・寄付先・金額 |
| 医療費控除 | 個人の確定申告用(仕訳の列なし) | 日付・氏名・支払先・金額 |
| 源泉徴収票 | 個人の確定申告用(仕訳の列なし) | 支払者・支払金額・源泉徴収税額など |
| 仕訳入力用のブック | 資料の無い仕訳(振替・決算整理) | 入力のタブと仕訳のタブの2枚 |
どの型にも、通し番号・確認状況・ファイル名・ファイルURL・備考・対応番号・複合仕訳番号・タグ1〜3・根拠・判断・判断メモ・要確認の理由などの共通の列があります。列の意味は、見出しのセルの右上のメモ(タブ「列の説明」から付く)で見られます。
資料の置き場
- 資料は、ドライブの会社のフォルダ › 3_財務会計 › 資料の種類 › (口座などの名前)› 未処理 に入れます。
- 資料を読み取って資料シートに行を入れたら、資料は 処理済 へ移します。ファイル名は「日付_相手先_金額_内容」の形に付け直します。
- シートマスタの「未処理」の列に、未処理のフォルダにあるファイルの数が出ます(全部更新のとき、またはメニュー「帳票と点検」→「未処理フォルダの資料を数える」で数え直し)。
- 資料の読み取り(行を入れる・ファイル名を付け直す・処理済へ移す)は、担当者(Claude)に「テストBの未処理を処理して」と依頼して行うこともできます。
資料シートに書くこと
- 左側(資料の内容):資料のとおりに書きます。日付の書き方は自由です(仕訳用日付の列が日付に直します。読めない書き方は黄色になります)。
- 右側(仕訳の列):摘要・科目・補助科目・金額・税区分を書きます。
- 科目・補助科目・税区分は、打って絞れる選択肢から選びます(勘定科目マスタ・選択肢マスタから)。
- 科目を選ぶと、税区分は勘定科目マスタの「デフォルト税区分」に入れ替わります(設定「科目を変えたら税区分も入れ替える」)。
- 費目の列がある型では、費目を選ぶと科目・補助科目・税区分が決まります(費目マスタ)。
- 摘要に「@呼び出し」と入れると、タブ「摘要の型」の文に置き換わります。「@」だけを入れると、使える呼び出しの一覧が出ます。
- 1つの資料が複数の仕訳になるとき(複合仕訳)は、メニュー「複合仕訳」で入れます(下記)。
- 確認状況:行を確かめたら「確認済」、判断に迷う行は「要確認」にし、要確認の理由を選びます。
- 通し番号は変えないでください。 仕訳帳・総勘定元帳から元の行を探すのに使います。
- 行を足すときは表の一番下に足します。並べ替え・絞り込みは自由に行えます(通し番号で行を追います)。
画像ビューア(資料を見ながら確かめる)
メニュー「画像ビューア」または資料シートのボタン「画像ビューア」で開きます。選んでいる行の資料(ファイルURLの列)が、シートの横に表示されます。右上の「別ウインドウ」を押すと、大きさを変えられる別のウインドウで開きます。
| キー | 動き |
|---|
| ↑ / ↓ | 前の行・次の行 |
| N | 次の資料 |
| C | 確認済にする |
| Q | 確認状況を選ぶ |
| Z | 元に戻す |
| + / − | 拡大・縮小 |
| 0 / 1 | 画面に合わせる・等倍 |
| R / Shift+R | 右に回す・左に回す |
| L | 画像の下半分へ(合計・税額の辺り) |
| F | 元の画像と補正の切り替え |
| P | 全ページ表示の切り替え |
| E | ページの並べ替え・回転・分割・綴じる |
| O | 元のファイルを開く |
| Alt+← | 移動前の行に戻る |
- 画面の下に、同じ支払先の前例(過去の処理)と明細の候補が出ます。前例の[反映]で、チェックした項目をいまの行へ書けます。
- 重複の組がある行では、資料の下に重複の帯が出ます。帯から判定を確かめられます(「8. 考え方」の重複)。
- 別ウインドウが開かないときは、メニュー「初期設定と保守」→「画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめる」。
複合仕訳
1つの資料で借方・貸方が複数行になる仕訳(給与・社会保険料・源泉所得税など)は、行を選んでメニュー「複合仕訳」(または資料シートのボタン「複合仕訳」)で入れます。
- 日付・複合仕訳番号・挿入位置・対応番号・共通摘要を入れ、借方と貸方を1行ずつ入れます。共通摘要は各行の摘要に入ります。
- 借方合計・貸方合計と差額が出ます。「差額を入れる」(+キー)で差額を埋めます。
- Enter=次の欄、Shift+Enter=行を挿入、Ctrl+Enter(Mac は ⌘+Enter)=登録、Esc=閉じる。登録の後は「元に戻す」で取り消せます。
- 同じ複合仕訳番号の行は、会計ソフトへ1つの伝票として出力されます。
科目・補助科目を追加
選択肢に無い科目・補助科目は、メニュー「シートとマスタ」→「科目・補助科目を追加」(または各シートのボタン)で足します。勘定科目マスタの一番下に1行追加し、並び順を更新し、各シートの選択肢に加えます。「選んでいた行に入れる」を押すと、足した科目を元の行に入れます。勘定科目マスタで科目の行を選んで押すと、その科目の補助科目を追加する画面になります。
4. 毎日すること・毎月の締め・決算のとき
毎日すること
| 順 | すること | 押す所・見る所 |
|---|
| 1 | 資料を入れる | ドライブの 未処理 フォルダ |
| 2 | 資料シートに行を入れ、仕訳を書く | 資料シート(担当者に依頼することもできる) |
| 3 | 行を上から確かめて確認済にする | メニュー「画像ビューア」 |
| 4 | 迷う行は要確認にして理由を選ぶ | 確認状況・要確認の理由の列 |
| 5 | 集計を最新にする | メニュー「全部更新」(仕訳帳だけなら「仕訳帳を更新」) |
| 6 | 数字を見る | 貸借対照表・損益計算書・総勘定元帳(閲覧用) |
- 仕訳帳(閲覧用)・総勘定元帳(閲覧用)・帳票の金額は、資料シートを直すとその場で変わります(式で計算しているため)。仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)は、全部更新・仕訳帳を更新・元帳を更新を押した時点の内容です。
- 仕訳を探すときはメニュー「仕訳を検索」(全部の期をまたいで探せます)。
- 帳票の科目から元帳を見るときは、科目の行を選んで行の横の「元帳を開く」(またはメニュー「元帳を開く」)。
毎月の締め
締める月は設定の「締める月」です(空欄なら前月)。仕訳を出力の窓の既定、仕訳帳と元帳のフィルタ表示「締める月」、残高確認がこの月を読みます。シートマスタの右上に、締める月の進み具合(未処理・未確認・要確認・重複の未確認・エラー・残高の差額・未確定・確認済・未取込・出力後の変更の件数)が出ます。
| 順 | すること | 押す所・見る所 | 済んだ印 |
|---|
| 1 | その月の資料を入れる | ドライブ › 3_財務会計 › 資料の種類 › 未処理 | — |
| 2 | 資料を起こす(担当者に「テストBの未処理を処理して」と依頼) | 資料シートに行が入り、資料は 処理済 へ移る | シートマスタの「未処理」が0 |
| 3 | 起こし終えた直後に、全シートを横断して重複の照合(担当者が行う) | 重複の列(重複番号・判定・根拠・理由)が入る | エラーチェック「重複の候補が未判定」0件 |
| 4 | 行を上から確かめて確認済にする。重複の組はその場で確かめる | メニュー「画像ビューア」。組をまとめて見るときはメニュー「重複の判定を確認」 | シートマスタの「未確認」「要確認」が0・エラーチェック「重複の判定が未確認」0件 |
| 5 | 全部更新とエラーチェック | メニュー「全部更新」→「エラーチェックを数え直す」。エラーチェックのタブで件数のある規則を開いて直す | エラーが0件 |
| 6 | 口座・カードの残高を合わせる | メニュー「残高確認を開く」。通帳・カード明細の月末残高を「確認した残高」に入れる | 差額 0 |
| 7 | 仕訳を出力して会計ソフトに取り込む | メニュー「仕訳を出力」→ 出力の前の点検 → 出力 | 取込履歴にその回の行 |
| 8 | 取込済にする(設定「出力と同時に取込済にする」が「しない」の会社だけ) | 仕訳を出力の窓の取込履歴で、その回の「取込済」 | シートマスタの「未取込数」が0 |
| 9 | 残高を確定する | 残高確認のタブで差額0の行の「残高を確定」にチェック。全部の科目をまとめて確定するときはメニュー「帳票と点検」→「締める月の残高を確定」 | 残高確認に「確定後に変更あり」が無い |
| 10 | 報告(判断できない重複の組・残ったエラー・確定した残高) | 担当者に「テストBの締めを報告して」と依頼 | — |
- 3 を 4 より先に行うのは、確認済にした後で重複の判定が付くと、同じ資料を2回見ることになるためです。
- 判断できない・未判定の重複の組があるうちは、その月の残高を確定しません。
- 確定した期間の行を直すと、1セルの入力は元に戻り、範囲の貼り付けは残高確認に「確定後に変更あり」と出ます。
決算のとき
| すること | 押す所・見る所 |
|---|
| 決算整理仕訳を入れる | 仕訳入力用のブック、または資料シートの行。「決算」の列に本決算/中間決算を選ぶ(会計ソフトの出力に反映) |
| 固定資産を台帳へ載せる | 資料シートの「固定資産」の列で判定 → メニュー「帳票と点検」→「固定資産台帳へ転記」 → 固定資産台帳で償却方法・耐用年数を入れる |
| 減価償却費を計上する | メニュー「帳票と点検」→「減価償却仕訳へ写す」(台帳の当期償却額を減価償却仕訳のシートへ写し、合計が合えば計上済) |
| 決算で確かめる規則を見る | エラーチェックの「確認の時期」が「決算で確認」「申告時に確認」の規則(期末の仮払金・立替金・長く動いていない残高・前払費用や未払計上の候補・交際費の限度額など) |
| 税金の概算を見る | 損益計算書・貸借対照表の右の概算(消費税・法人税等。設定の法人・個人、資本金、課税方式などを読む)。表示期間が期首〜期末のときだけ「これから納める税金」の段が出る |
| 内訳書の下書きを見る | タブ「内訳書の下書き」(勘定科目内訳明細書の主な表と、法人事業概況説明書の月別の欄) |
| 帳票をPDFで残す | メニュー「帳票と点検」→「帳票をPDFで保存」(用紙は設定「帳票のPDFの用紙」) |
| 達人へ渡す | メニュー「帳票と点検」→「減価償却の達人へ出力(取込は未確認)」(達人の取込との照合がまだのため、出力した物は取り込む前に中身を確かめる) |
- 翌期に入ったら、設定の期首・期末を翌期にし、表示期間を選び直します。前期の資料シートの行はそのまま残ります(帳票は表示期間で集計します)。
5. メニューとボタンの一覧
メニュー「会計管理」
上段(毎日・毎月使う物)
| 名前 | 押すと何が起きるか |
|---|
| 全部更新 | 未処理の件数を数え、仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)を最新にし、マスタが変わっていれば色・選択肢・総勘定元帳の行を合わせ、帳票の式とエラーチェックを確かめる。窓に段階と所要時間が出る |
| エラーチェックを数え直す | ボタンで数える規則を1つずつ仕訳帳の行に当てて、合わない行をエラーチェックに書き出す(式で数える規則は常に最新) |
| 画像ビューア | 選んでいる行の資料を、シートの横に表示する |
| 重複の判定を確認 | 画像ビューアを「重複の判定を確認」の画面で開き、重複の組を1組ずつ確かめる |
| 複合仕訳 | 選んだ行に複合仕訳を入れる窓を開く |
| 仕訳を検索 | 全部の期をまたいで仕訳を探す窓を開く。結果から元の行へ移れる |
| 元帳を開く | 選んだ行の科目を総勘定元帳にセットして開く(帳票・推移表なら科目の行、資料シート・仕訳帳ならその行の科目) |
| 表示期間を選ぶ | 帳票・総勘定元帳・推移表で集計する期間を選ぶ(期首〜期末・四半期・月・期首〜今月・前期・自由に) |
| 仕訳を出力 | 会計ソフトへ取り込む CSV を作る窓を開く(「9. 仕訳を会計ソフトへ出す」) |
| 残高確認を開く | 残高確認のタブを開く |
| 仕訳帳・元帳の元の行へ戻る | 「取引を編集」で資料シートへ移った後、仕訳帳・総勘定元帳で選んでいた行へ戻る |
小メニュー「帳票と点検」
| 名前 | 押すと何が起きるか |
|---|
| 仕訳帳を更新 | 各シートの仕訳の列を読み、仕訳帳(編集用)と総勘定元帳(編集用)を最新にする(帳票・エラーチェックは回さない。全部更新より短い) |
| 元帳を更新 | 総勘定元帳(編集用)で選んだ科目の仕訳を読み込み、日付の順に並べる |
| 推移表を再作成 | 推移表の月の範囲を変えた後に、推移表を作り直す |
| 帳票をPDFで保存 | 開いている帳票(帳票以外のタブなら帳票の全部)をドライブにPDFで保存する |
| 締める月の残高を確定 | 締める月の末日までの全部の科目の残高を確定する(確認済でない行があれば確定しない) |
| マスタに無いものの整理 | 資料シートの勘定科目・補助科目・税区分のうちマスタに無い物を一覧にし、マスタに追加するか正しい名前に置き換える |
| 未処理フォルダの資料を数える | 元資料フォルダの「未処理」のファイルを数え、シートマスタに書く |
| 固定資産台帳へ転記 | 固定資産と判定した行を探して、固定資産台帳の一番下に1行ずつ書き写す |
| 固定資産台帳への転記を取り消す | 直前の1回の転記で台帳に写した行を空け、元の行を「台帳未転記」に戻す |
| 減価償却仕訳へ写す | 固定資産台帳の当期の償却額を減価償却仕訳のシートへ写し、合計が合えば計上済にする |
| 減価償却仕訳への写しを取り消す | 直前の1回で写した行を空け、当期の列を元(未計上)に戻す |
| 減価償却の達人へ出力(取込は未確認) | 固定資産台帳を達人の資産ファイルの形の CSV で保存する(達人の取込との照合は未確認) |
小メニュー「修正の取り消し」
仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)で直した内容は、スプレッドシートの元に戻す(⌘Z)では資料シートまで戻りません。ここから1回分ずつ戻します。
| 名前 | 押すと何が起きるか |
|---|
| 直前の修正を元に戻す | 仕訳帳・元帳での直前の修正を、資料シートの値ごと元に戻す(中身を見せてから戻す。他の人の修正があるときは確かめる) |
| 元に戻した修正をやり直す | 元に戻した修正をもう一度当てる |
小メニュー「シートとマスタ」
| 名前 | 押すと何が起きるか |
|---|
| シートを作成 | 型を選んで資料シートを作る(フォルダ・処理マニュアル・シートマスタの行まで) |
| 科目・補助科目を追加 | 勘定科目マスタに科目・補助科目を足し、各シートの選択肢に加える |
| 過去の仕訳から根拠を記入 | 資料シートの「根拠」が空の行に、費目マスタと過去の同じ相手の仕訳(前例)から確認の要点を書く |
| 費目マスタに使用件数を記入 | 費目マスタの費目ごとに、使った件数と最後に使った日を書く |
| 作業ごとの列の表示 | 作業に要る列だけを出す(下の5つ) |
| 入力の列を表示 | 資料の内容と仕訳を入れるときの列だけを出す |
| 税区分の点検の列を表示 | 科目と税区分を点検するときの列だけを出す |
| 資料との照合の列を表示 | 資料と行を突き合わせるときの列だけを出す |
| 出力の確認の列を表示 | 会計ソフトへ出す前に確かめる列だけを出す |
| 切り替える前の表示に戻す | 列の表示を切り替える前の状態に戻す |
どの列がどの作業で出るかは、タブ「列の説明」の「入力」「税区分の点検」「資料との照合」「出力の確認」の列で決まります。
小メニュー「初期設定と保守」
| 名前 | 押すと何が起きるか |
|---|
| シートを作成の入口をドライブに置く | 会計管理のブックを開かずに「シートを作成」を開けるリンクを作り、3_財務会計 に置く |
| 別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ) | 資料シートが別のブックにある会社で、仕訳帳・元帳での修正を資料シートへ反映できるようにする(1回だけ。許可の画面が出る) |
| 画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめる | 別ウインドウが開かないときに、画像ビューアが持っているURLを見せる |
| ボタンを置き直す | 全部のシートのボタンを消して、決まった場所に置き直す(列の幅を大きく変えてボタンがずれたとき) |
| 全部更新(形・色・帳票も作り直す) | 「前と同じなら飛ばす」ための控えを捨ててから全部更新する。手で書式・色・メモを変えて崩れたときに、全部を当て直す(時間がかかる) |
| 見出しに列の説明を付け直す | 見出しのセルのメモ(列の説明)を付け直す |
ボタン
各シートの見出しより上の行に、押すと動くボタンがあります。押すとメニューと同じ処理が動き、押した瞬間に何をするかの1行が右下に出ます。
| ボタン | 押すと何が起きるか | 置いてあるシート |
|---|
| 全部更新 | メニュー「全部更新」と同じ | 資料シート・仕訳帳・シートマスタ・総勘定元帳・帳票・推移表・月次の増減・内訳書の下書き・エラーチェック・残高確認・固定資産台帳 |
| 仕訳帳を更新 | メニュー「仕訳帳を更新」と同じ | 資料シート・仕訳帳(編集用)・シートマスタ |
| 複合仕訳 | メニュー「複合仕訳」と同じ | 資料シート |
| 科目・補助科目を追加 | メニュー「科目・補助科目を追加」と同じ | 資料シート・仕訳帳(編集用)・シートマスタ・総勘定元帳(編集用)・勘定科目マスタ |
| 仕訳を出力 | メニュー「仕訳を出力」と同じ | 資料シート・仕訳帳(編集用)・仕訳帳(閲覧用)・シートマスタ |
| 画像ビューア | メニュー「画像ビューア」と同じ | 資料シート |
| 元に戻す | メニュー「直前の修正を元に戻す」と同じ | 仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用) |
| 表示期間を選ぶ | メニュー「表示期間を選ぶ」と同じ | 総勘定元帳(閲覧用・編集用)・帳票 |
| 元帳を更新 | メニュー「元帳を更新」と同じ | 総勘定元帳(編集用) |
| 推移表を再作成 | メニュー「推移表を再作成」と同じ | 推移表 |
| エラーチェックを数え直す | メニュー「エラーチェックを数え直す」と同じ | エラーチェック |
| 固定資産台帳へ転記 | メニュー「固定資産台帳へ転記」と同じ | 固定資産台帳 |
| 元帳を開く | 行の横の小さなボタン。選んだ科目の行へ動き、押すとその科目の総勘定元帳を開く | 帳票・推移表 |
- タブごとの並び
- 資料シート:全部更新/仕訳帳を更新/複合仕訳/科目・補助科目を追加/仕訳を出力/画像ビューア
- 仕訳帳(編集用):全部更新/仕訳帳を更新/科目・補助科目を追加/仕訳を出力/元に戻す
- シートマスタ:全部更新/仕訳帳を更新/科目・補助科目を追加/仕訳を出力
- 仕訳帳(閲覧用):全部更新/仕訳を出力
- 総勘定元帳(閲覧用):全部更新/表示期間を選ぶ
- 総勘定元帳(編集用):全部更新/元帳を更新/科目・補助科目を追加/表示期間を選ぶ/元に戻す
- 貸借対照表・損益計算書・CF計算書・税区分集計表:全部更新/表示期間を選ぶ
- 推移表:全部更新/推移表を再作成
- エラーチェック:全部更新/エラーチェックを数え直す
- 残高確認・月次の増減・内訳書の下書き:全部更新
- 固定資産台帳:全部更新/固定資産台帳へ転記
- 勘定科目マスタ:科目・補助科目を追加
- ボタンがずれた・無いときは、メニュー「初期設定と保守」→「ボタンを置き直す」。全部更新ではボタンを置き直しません(ずれていそうなタブを知らせるだけです)。
窓のキー
- 窓の確定は Enter(複数行を入れる窓は ⌘+Enter/Ctrl+Enter)。Esc で閉じます。
- 開いたメニュー・一覧は、外側を押すか Esc で閉じます。
6. 設定タブの項目の一覧
設定タブは「項目・値・影響」の3列です。項目は名前で探すので、行の並びを変えても、メモの行を足しても動きます。項目の名前は変えないでください。「影響」の列に、何に効くかが書いてあります。行が無い項目は、全部更新のときに既定の値で足されます。
会社の情報(新しい顧問先を作るときに入る)
| 項目 | 何に効くか | 既定の値 |
|---|
| 期首 | 帳票の期間の初期値。会計期間の外の日付をエラーチェックで指摘。期首〜期末と同じ期間のときだけ帳票に「これから納める税金」の段を表示 | 決算月から |
| 期末 | 帳票の期間の初期値。申告・予定納税の期限。期末に残っている仮払金などの判定 | 決算月から |
| 経理方式 | 仕訳を出力の税込/税抜の既定。エラーチェックの金額の判定(税抜なら税抜で判定) | 作成の画面で選んだ値(税込/税抜) |
| 会計ソフト | 仕訳を出力のマネーフォワード/弥生の既定。エラーチェックの文字数の上限 | 顧客管理表から |
| 業種 | 未使用 | 空欄 |
| 法人・個人 | 個人事業主なら法人税等の概算は対象外・消費税の申告期限は翌年3月31日。役員報酬・交際費などの規則を判定しない | 顧客管理表から |
| 資本金 | 1億円以下なら法人税の軽減税率・事業税の概算・少額特例と交際費の定額控除の規則。住民税の均等割の区分 | 顧客管理表から |
| 納税義務 | 免税事業者なら消費税は0・税区分に関わる規則を判定しない | 顧客管理表から |
| 課税方式 | 消費税の概算の控除の計算(本則課税/簡易課税/2割特例/3割特例)。簡易課税・特例なら仕入側の税区分の規則を判定しない | 顧客管理表から |
| 簡易課税の事業区分 | 簡易課税のみなし仕入率(第1種〜第6種)。簡易課税なのに空ならエラーチェックで指摘 | 顧客管理表から |
| 仕入税額控除の方式 | 全額控除/一括比例配分/個別対応。全額控除なら課税売上割合95%未満などを指摘 | 空欄 |
| インボイス登録番号 | 免税なのに番号がある・2割特例なのに番号が無い を指摘 | 顧客管理表から |
| インボイス登録日 | 未使用 | 顧客管理表から |
| 端数処理 | 弥生の税抜で消費税額を書くときの端数(切り捨て/切り上げ/四捨五入) | 空欄=切り捨て |
| 資料シートの置き場 | シートを作成で最初に選ばれる資料シートの置き場 | 作成の画面で選んだ値 |
税金の概算(前期の実績・税率)
| 項目 | 何に効くか | 既定の値 |
|---|
| 前期の消費税額(国税分) | 今期に払った消費税の中間納付(確定申告で納める額から差し引く) | 空欄 |
| 前期の法人税額 | 今期に払った法人税の中間納付 | 空欄 |
| 前期の地方法人税額 | 今期に払った地方法人税の中間納付 | 空欄=前期の法人税額×10.3% |
| 資本金等の額 | 住民税の均等割の区分 | 空欄=資本金で判定 |
| 従業者数 | 住民税の均等割の区分(市町村分は50人超かどうか) | 空欄=50人以下 |
| 法人住民税の法人税割の税率 | 住民税の法人税割の税率(10.4 でも 0.104 でもよい) | 空欄=標準税率 |
| 事業税の税率(超過) | 事業税の所得割の税率。3段を / で区切る(3.75/5.665/7.48 の形) | 空欄=標準税率 |
| 均等割の額(年額) | 住民税の均等割(都道府県分と市町村分の合計の年額) | 空欄=標準税率の額 |
| 前期の事業税額 | 今期に払った事業税等の中間納付 | 空欄 |
| 前期の特別法人事業税額 | 今期に払った特別法人事業税の中間納付 | 空欄=前期の事業税額×37% |
| 消費税の申告期限の延長 | 延長の届出をしている法人はチェック。確定申告の期限を1か月後にする | 外す |
集計と帳票
| 項目 | 何に効くか | 既定の値 |
|---|
| 表示期間の開始 | 帳票・総勘定元帳・元帳で集計する期間(全部のタブで1つ)。「表示期間を選ぶ」で変える | 期首 |
| 表示期間の終了 | 同上 | 期末 |
| 未確認・要確認を含める | チェックありなら未確認・要確認の仕訳も集計する。各帳票のチェックボックスはこの値の写し | 入れる |
| 帳票は取込済のみ集計 | チェックありなら取込済の仕訳だけを集計する(会計ソフトの試算表と突き合わせるとき) | 外す |
| 内訳書の期間 | 内訳書の下書きを期首〜期末で集計するか、表示期間で集計するか | 期首〜期末 |
| 月次の増減の基準(金額) | 月次の増減:前月・前年同月との差がこの金額以上の科目を出す | 空欄=基準なし |
| 月次の増減の基準(増減率) | 月次の増減:増減率がこの率以上の科目を出す | 空欄=基準なし |
| 帳票のPDFの用紙 | 帳票をPDFで保存の用紙と向き | A4横 |
| 帳票のPDFの保存先フォルダ | 帳票のPDFの保存先(フォルダのURL) | 空欄=このブックのあるフォルダ |
| 帳票のPDFで科目の色を外す | チェックありなら科目・補助科目・税区分の色を外して保存する | 外す |
| 期の番号(第N期) | 帳票のPDFの表題に「第N期」を付ける | 空欄=付けない |
| 金額の数字の書体 | 仕訳帳・総勘定元帳の金額の数字の書体(等幅にすると桁の縦がそろう) | 標準 |
| 日常で開かないシートを隠す | チェックありなら償却率表・列の説明・タグマスタ・摘要の型を隠す | 外す |
入力とエラーチェック
| 項目 | 何に効くか | 既定の値 |
|---|
| 科目を変えたら税区分も入れ替える | 科目・補助科目を変えたとき、税区分を勘定科目マスタのデフォルト税区分に入れ替える。外すと空欄の税区分だけ入れる | 入れる |
| 重複から除く科目 | 重複の照合でこの科目の行を候補に出さない(「、」区切り) | 支払手数料 |
| 固定資産の表示区分 | この表示区分の科目が借方で「固定資産」の欄が空欄の行を拾う | 有形固定資産、無形固定資産 |
| 台帳へ載せる科目 | この科目が借方で「固定資産」の欄が空欄の行を拾う。「なし」で使わない | 一括償却資産、消耗品費/少額減価償却資産 |
| 会議費の1万円基準で判定する | 規則「会議費の飲食で1人当たり1万円超」を判定する | 外す |
| 登録番号が無くても控除できる費目 | 規則「登録番号が無いのに適格の税区分」で、この費目の行を判定しない | 電車・バス代(国内) |
| 少額特例を使う | 規則「登録番号が無いのに適格の税区分」で、税込1万円未満の行を判定しない | しない |
| 全部更新でメニューの規則も数える | 全部更新の最後の段で、ボタンで数える規則も数える(時間がかかる) | しない |
| 確認済の後に変わった行を出す | 「エラーチェックを数え直す」のたびに確認済の行を控え、前回と違う行を出す | しない |
| 前例の相手先の列 | 前例を探すときに相手先として見る資料シートの列(前から順に) | 支払先、取引先、相手先、明細 |
| 前例の件数 | 前例として数える件数(新しい方から) | 20 |
締めと出力
| 項目 | 何に効くか | 既定の値 |
|---|
| 締める月 | 仕訳を出力・フィルタ表示・残高確認の締める月(日付か「2026/08」の形) | 空欄=前月 |
| シートマスタに締めの段を出す | シートマスタの合計の右に、締める月までの締めの段ごとの件数を出す | 出す |
| 残高確認に口座の月末の行を出す | 全部更新のたびに、口座・カードのシートごとに締める月の末日の行を残高確認に足す | しない |
| 出力と同時に取込済にする | する=CSVを保存した時点で取込済を記入。しない=取込履歴の「取込済」を押したときに記入 | する |
| CSVの文字コード | 出力する CSV の文字コード。自動なら弥生=Shift_JIS、マネーフォワード=UTF-8 | 自動(会計ソフトに合わせる) |
| 出力したCSVをドライブに保存 | チェックありなら、出力した CSV を保存先フォルダにも保存し、取込履歴から開ける | 本体の値を引き継ぐ |
| 出力したCSVの保存先フォルダ | CSV を保存するドライブのフォルダのURL | 空欄=このブックのあるフォルダ |
| 全部更新の確認 | する=全部更新の窓で「実行」を押すまで始めない。省く=窓を開いた時点で始める | する |
道具が使う項目(触らない)
| 項目 | 何に効くか |
|---|
| シートの型のブック | シートを作成で型を選ぶ元のブック |
| スクリプトの版 | このブックに入っている道具の版(全部更新のときに書かれる) |
| 最後に当てた日 | 道具を入れ直した日 |
| スクリプトID | このブックの道具の住所(直しを届けるのに使う) |
7. 各タブの説明
直してよい所と直さない所をまとめます。「集計結果のため編集不可」と出ているタブは、打ち込もうとすると警告が出ます。直すときは資料シートで直してください。
資料シート(各シート)
- 何のタブか:資料1件=1行。資料の内容と仕訳を書く、ただ1つの入力の場所です。タブ名はシートマスタの「シート名」と同じです。
- 上の段:フォルダへのリンク・未処理の件数・最終更新と、そのシートに当たっているエラーチェックの規則の名前が出ます。
- 直してよい所:資料の内容・仕訳の列・確認状況・要確認の理由・備考・対応番号・複合仕訳番号・タグ・判断・判断メモ。
- 直さない所:通し番号。式の列(仕訳用日付・計算の残高・1人当たり金額など、薄い灰の文字の列)。
- 行の色:確認済の行・取込済の行は、行全体が淡い色になります。仕訳の列で式を上書きしたセルにも色が付きます。
シートマスタ
- 何のタブか:このブックが読む資料シートの一覧。1行=1シートです。載っていないタブは集計されません。
- 列:シート名・カテゴリ(型)・未処理・未確認・要確認・確認済・取込済数・未取込数・エラー件数・最終取引日・シートURL・メモ・元資料のフォルダ(処理済・未処理)・最終格納日・処理マニュアル。右側に仕訳の列の位置。
- 上の2行:合計と、締める月の締めの段(設定「シートマスタに締めの段を出す」)。
- 直してよい所:メモ。シート名(タブ名を変えたときに合わせる)。
- 直さない所:シートURL(タブを追う手がかり)・件数の列(式)・仕訳の列の位置。行は「シートを作成」で足します。
エラーチェック
- 何のタブか:仕訳と設定の食い違いを、規則ごとに数える表です(「8. 考え方」のエラーチェック)。
- 上:最終更新・エラーの件数・規則の数、「エラーのある規則だけ」「自動で数える」のチェック。
- 列:分類・チェック内容・条件・設定による切り替え・判定の内容・数え方(自動/ボタン)・エラー件数・該当の行・確認済・メモ・確認の時期。
- 下:法令で決まっている値の表(経過措置の控除割合・少額減価償却資産の基準・交際費の限度額・税率など。値と確認した日)。
- 直してよい所:確認済・メモ・条件の値。同じ分類の行を写して条件を変えれば規則が増えます。法令の値が改正されたら、値と確認した日を直します。
- 直さない所:エラー件数・該当の行(式)。
仕訳帳(閲覧用)
- 何のタブか:全部の資料シートの仕訳を並べた物。式で表示しているので常に最新です。
- 直してよい所:ありません(編集不可)。直すときは行の「取引を編集」を押して、元の資料シートの行で直します。
- 並べ替え・絞り込みは、スプレッドシートの「フィルタ表示」を使ってください(自分の画面だけが変わります)。
仕訳帳(編集用)
- 何のタブか:最終更新の時点の仕訳。ここで直すと、元の資料シートの行へ反映されます。
- 直してよい所:日付・摘要・科目・補助科目・金額・税区分・確認状況など。並べ替え・絞り込みもできます(全部更新しても並べ替えた順のまま残ります)。
- 直さない所:行の追加・削除(資料シートで行う)。取込状況(仕訳を出力だけが書く)。複合仕訳の行(「取引を編集」から直す)。
- 直した内容は、メニュー「修正の取り消し」で1回分ずつ戻せます。反映できなかったセルには、セルのメモに理由が付きます。
- よく使う絞り込み(データ → フィルタ表示):未確認のみ/要確認のみ/税区分が未定・空欄/出力後に変更あり/今月/前月/締める月/出力待ち(確認済・未取込)/重複の判定が未確認。
総勘定元帳(閲覧用)
- 何のタブか:上の「勘定科目」「補助科目」で選んだ科目の仕訳を日付の順に並べた物。式なので常に最新です。
- 上:期首残高・期末残高・借方合計・貸方合計・期間・件数(確認状況ごと)・未確認・要確認を含める。
- 直してよい所:勘定科目・補助科目の選択。仕訳は「取引を編集」から元の行で直します。
総勘定元帳(編集用)
- 何のタブか:選んだ科目の仕訳を「元帳を更新」で読み込んだ物。ここで直すと元の資料シートへ反映されます。
- 使い方:勘定科目を選び、ボタン「元帳を更新」を押します。「勘定科目」「補助科目」の列で科目を付け替えると、その行は別の科目へ移ります(資料シートの行も変わります)。
- いつも未確認・要確認を含む全部の行を出します。
貸借対照表・損益計算書・CF計算書・税区分集計表
- 何のタブか:表示期間の集計結果。金額は資料シートを直すとその場で変わります。
- 上の切り替え:期間・未確認・要確認を含める(全帳票共通)・補助科目を表示(CF計算書は科目の内訳を表示)・金額0の科目を隠す・科目の色を帯で表示・タグの絞り込み。損益計算書は前期と構成比を表示、税区分集計表は対象外だけの科目を隠す も選べます。
- 貸借対照表の最下行:貸借の差額。0 でなければ、開始残高か仕訳に貸借の合わない所があります。
- 右:消費税・法人税等の概算(設定の会社の情報を読みます)。
- 直してよい所:上の切り替えだけ。
推移表
- 何のタブか:月ごとに横へ並べた表。上が貸借の部、下が損益の部です。
- 月の範囲:C3(開始)・D3(終わり。空なら今の終わりの月)。60か月まで。範囲を変えたらボタン「推移表を再作成」を押します。
- 月の列の数字を選んで「元帳を開く」を押すと、表示期間をその月にしてから、その月の元帳を開きます。
月次の増減
- 何のタブか:対象の月について、前月・前年同月から大きく動いた科目を並べます。基準は設定「月次の増減の基準(金額)」「月次の増減の基準(増減率)」。
- 直してよい所:対象の月。
内訳書の下書き
- 何のタブか:勘定科目内訳明細書の主な表(預貯金等の内訳書など)と、法人事業概況説明書の月別の欄を、仕訳から並べた下書きです。期間は設定「内訳書の期間」。
- 右の「内訳書と科目の対応」で、どの科目をどの内訳書に載せるかを決めます。
残高確認
- 何のタブか:通帳・カード明細などで確かめた残高と帳簿の残高を比べ、合っていれば残高を確定する表です。
- 列:勘定科目・補助科目・日付・確認した残高・帳簿の残高・差額・残高を確定・確定後の変更・メモ。
- 直してよい所:勘定科目・補助科目・日付・確認した残高・残高を確定・メモ。
- 確定した行の帳簿の残高は、確認済の行だけで計算します。
固定資産台帳
- 何のタブか:固定資産の台帳。「固定資産台帳へ転記」で資料シートの行から写します。
- 列:確認状況・資産コード・資産の名称・勘定科目・種類・構造・細目・数量・取得年月日・事業供用年月日・取得価額・償却方法・耐用年数・償却率・期首帳簿価額・当期償却額・期末帳簿価額・事業専用割合・減少・償却資産申告・元の取引。
- 直してよい所:償却方法・耐用年数・事業専用割合・減少・償却資産申告など、写した後に入れる列。
- 直さない所:償却率・期首帳簿価額・当期償却額・期末帳簿価額などの式の列。行は消さず、転記の取り消しはメニューから行います。
設定
- 何のタブか:会社ごとの決まり(「6. 設定タブの項目の一覧」)。値の列だけを直します。
勘定科目マスタ
- 何のタブか:科目と補助科目の一覧。1行=1科目または1補助科目です。
- 列:表示区分・CF区分・勘定科目・補助科目・開始残高設定・並び順(小さい数字が上)・デフォルト税区分・エラーチェックで許容する税区分。右に開始残高の検証。
- 直してよい所:全部。科目の追加は「科目・補助科目を追加」を使うと、並び順と選択肢まで合わせます。
- 名前を変えるときは、資料シートの行も同じ名前に置き換えます(メニュー「マスタに無いものの整理」)。
選択肢マスタ(タブ名「その他プルダウンマスタ」)
- 何のタブか:税区分・確認状況・取込状況・表示区分・CF区分・源泉・償却方法・重複判定結果などの選択肢の一覧。税区分の行には、マネーフォワード・弥生での書き方と税率があります。
- 直してよい所:選択肢の追加。
- 注意:選択肢の色(チップの色)は画面で手で付けた物です。道具で書き直すと消えて戻せないので、選択肢の色は画面で直します。
費目マスタ
- 何のタブか:費目(「飲食(打合せ・店内・国内)」など)ごとに、勘定科目・補助科目・デフォルト税区分を決める表です。資料シートで費目を選ぶと、この表で仕訳が決まります。
- 列:費目・勘定科目・補助科目・デフォルト税区分・並び順・補助の決め方・使わない・最終確認日・確認した人。使用件数はメニュー「費目マスタに使用件数を記入」で書きます。
- 直してよい所:全部。使わなくなった費目は消さずに「使わない」に移し先を書きます。
タグマスタ・摘要の型・償却率表・列の説明
- タグマスタ:タグ1〜3の選択肢。帳票をタグで絞るのに使います。
- 摘要の型:呼び出し・摘要の型・メモ。型の中の {明細}・{備考} などの見出しの名前はその行の値、{年}・{月}・{日}・{前月}・{翌月} は日付から入ります。
- 償却率表:耐用年数ごとの償却率(出所と確かめた日つき)。法令が変わったら直します。
- 列の説明:見出しごとの説明と、作業ごとの列の表示で出す列。直すと見出しのメモと列の表示に反映されます。
隠しタブ(ふだん開かない)
| タブ | 役目 |
|---|
| 仕訳データ | 全部の資料シートの仕訳の列を式で縦に並べた表。帳票・総勘定元帳・残高確認はここを読む |
| 月×科目の合計 | 月次の増減が読む合計 |
| エラーチェックの作業列 | エラーチェックの規則が読む計算の列 |
| プルダウンの見本 | 選択肢の見本(色の引き先) |
| 出力の控え | 仕訳を出力で取込済を戻すための控え(初めて出力したときに作られる) |
| 取込履歴 | 仕訳を出力の履歴(初めて出力したときに作られる。仕訳を出力の窓から見る) |
隠しタブは直さないでください。
8. 確認状況・重複・残高の確定・エラーチェックの考え方
確認状況
- 未確認(空欄)→ 要確認 → 確認済 の3つです。
- 確認済:資料と仕訳を突き合わせて正しいと確かめた行。会計ソフトへの出力は、既定で確認済の行だけです。
- 要確認:判断に迷う行。「要確認の理由」を選び、判断メモに書きます。顧問先に聞く行もここです。
- 帳票に未確認・要確認の行を含めるかは、設定「未確認・要確認を含める」(各帳票の上のチェックボックスでも切り替えられます。1つを変えると全部の帳票が変わります)。
- 根拠と判断:資料シートの「根拠」には、費目マスタと前例から作った確認の要点が入ります。前例と違う処理にしたときは「判断」を修正にし、判断メモに理由を書きます(空欄だと赤になります)。
重複
同じ取引が2つの資料シートに入っていないか(例:カード明細と領収書の両方に同じ支払い)を確かめます。
- 候補の組は、資料を起こした直後に担当者が全部の資料シートを横断して照合し、次の列に書きます:重複番号・重複判定根拠・重複判定の理由・重複判定結果・重複の確認・重複の相手。
- 重複判定結果の値
| 値 | 意味 | 確かめ方 |
|---|
| 重複と判断 | 同じ取引。確認すると、残す行のほかの行の仕訳を空ける | Enter で確認(まとめて確認もできる) |
| 判断できない | 資料だけでは決められない | 判定を選び直して確認 |
| 未判定 | まだ判定していない・組の中で食い違う | 判定を選んで確認 |
| 別取引だが可能性あり | 別の取引と見ているが、同じ取引の可能性が残る | 1組ずつ見る |
| 別取引(確実) | 明らかに別の取引 | まとめて確認できる |
- 人が確かめたら「重複の確認」が確認済になります。道具が書き直すのは、重複の確認が空欄の行だけです。
- 確かめ方:メニュー「重複の判定を確認」。1=重複と判断・2=別取引だが可能性あり・3=別取引(確実)に変えて確認。← → で前後の組。Z で直前の確認を取り消し(空けた仕訳も戻ります)。
- 別取引(確実)以外は、人が確認するまで会計ソフトへ出力されません。
残高の確定
- 残高確認のタブで、通帳・カード明細などの残高(確認した残高)と帳簿の残高を比べます。差額が 0 になったら「残高を確定」にチェックします。
- 確定すると、その日までのその科目の行(確認状況も含めて)は変えられなくなります。1セルを直すと元に戻り、範囲を貼り付けたときは「確定後に変更あり」と出ます。
- 締める月の全部の科目をまとめて確定するときは、メニュー「締める月の残高を確定」(または仕訳を出力の窓のボタン)。確認済でない行があるときは確定しません。
- 確定を外すときは、残高確認の「残高を確定」のチェックを外します。
エラーチェック
- 規則ごとに、合わない仕訳の件数を数えます。規則は分類(科目と税区分・インボイスの登録番号・金額の範囲・空欄・マスタに無い・固定資産・重複・設定の食い違い・期末の残高 など)ごとに並んでいます。
- 数え方は2つです。
- 自動:式で数えるので、資料シートを直すとボタン無しで件数が変わります。見出しの上の「自動で数える」を外すと計算を止め、「停止中」と出ます。
- ボタン:メニュー「エラーチェックを数え直す」で数えます。数えるまでは「未判定」、読む列やタブが無い規則は「数えられない」と出ます。
- 確認の時期:日常/決算で確認/申告時に確認。毎月は「日常」の規則を 0 件にします。
- 件数が正しい(直す必要が無い)と確かめた規則は「確認済」にします。確認済にした後で件数が増えると、確認済のままでも赤になります。
- 「該当の行」から、合わない行へ移れます。
- 設定の値(法人・個人、課税方式、資本金など)で判定しない規則は「対象外」になります。
9. 仕訳を会計ソフトへ出す(弥生・マネーフォワード)
出力の手順
- メニュー「仕訳を出力」(またはボタン)で窓を開きます。
- 選ぶもの:確認状況(確認済/要確認/未確認)・取込状況(未取込/取込済)・締める月の末日まで・形式(マネーフォワード/弥生)・経理方式(税込/税抜)。既定は設定の会計ソフト・経理方式・締める月です。
- 「出力」を押すと、仕訳帳を更新 → 点検 → CSV → 取込状況に記入 の順に進みます。CSV は各資料シートの仕訳の列から作ります(仕訳帳は経由しません)。
- 保存した CSV を、会計ソフトの仕訳の取込で取り込みます。
- 取込状況に「取込済」と取込日が入ります(設定「出力と同時に取込済にする」が「しない」の会社は、会計ソフトに取り込めたのを確かめてから、取込履歴の「取込済」を押します)。
出力の前に止まるもの・確かめるもの
- 止まるもの(直してから出す):伝票の中で日付が違う・同じ複合仕訳番号の行が離れている・伝票の一部だけ・重複の判定が未確認・マネーフォワードで控除不可を表せない税区分・弥生の科目名の桁数の超過・マスタに無い科目や税区分。
- 確かめてから出すもの:読み取れないシート・取込済を含める・出力済みで未取込・会計期間の外の日付・経過措置の割合と取引日・弥生会計 27 以降でないと取り込めない税区分・その会社の初めての出力・ドライブの保存先。
会計ソフトごとの違い
| マネーフォワード クラウド会計 | 弥生会計 |
|---|
| 形式 | 見出しのある CSV | 見出しの無い CSV |
| 文字コード | UTF-8 | Shift_JIS(Shift_JIS で出せない文字は出力の前に点検) |
| 税区分 | 選択肢マスタの「MF」「MFインボイス」の列の書き方 | 選択肢マスタの「弥生」の列の書き方(税抜経理では「込」を「内」に読み替え) |
| 摘要の上限 | 200字 | 半角64桁(超えた分は取込で切れる) |
| 科目名の上限 | 100字 | 半角24桁(超えると取り込めない) |
取込履歴
- 出力のたびに1件(いつ・形式・経理方式・行数・借方合計・貸方合計・対象のシート・保存した CSV・状態)残ります。
- 戻す:その回の取込済を外し、元の状態に戻します(会計ソフト側の仕訳は、会計ソフトで消してください)。
- 取込済・取り消す・CSV の作り直し もここから行えます。
- 出力した後に元の行を直すと「出力後の変更」の列に印が付きます(フィルタ表示「出力後に変更あり」)。会計ソフト側も直してください。
最初の出力の前に
- 出力は勘定科目マスタの表記のまま出します。会計ソフトの科目名・補助科目名と違うと、取込で止まるか、会計ソフトに別の科目ができます。最初の出力の前に、会計ソフトの科目一覧・補助科目一覧と勘定科目マスタを突き合わせてください。
10. 困ったとき
| 出ている表示・起きていること | どうすればよいか |
|---|
| メニュー「会計管理」が出ない | ブックを開き直す(開いてから数秒かかります)。スマホのアプリでは出ません |
| 初めて押したときに許可の画面が出た | 使うアカウントを選んで「許可」。1回だけです |
| 「他の処理が実行中です。終了後に実行してください」 | 全部更新などが動いています。終わってからもう一度押す。前の窓を閉じた場合は、数分待つと開始できます |
| 開いたときに、前回の全部更新が途中で止まったと出た | もう一度「全部更新」を押す |
| 全部更新で「形を整えています」と出て長い | 道具を入れ直した後・シートや列を足した後の初回だけ数分かかります。そのまま待つ |
| 帳票・元帳の数字が古い | 閲覧用の帳票は常に最新です。編集用の仕訳帳・元帳は「仕訳帳を更新」「元帳を更新」を押す |
| 貸借対照表の最下行(貸借の差額)が 0 でない | 勘定科目マスタの開始残高(右の開始残高の検証)と、エラーチェック「借方金額と貸方金額が違う」を見る |
| 閲覧用・帳票に打ち込もうとして警告が出た | 集計結果なので直せません。行の「取引を編集」から元の資料シートで直す |
| 「別ブックのシートへは反映できません」 | メニュー「初期設定と保守」→「別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ)」を実行するか、「取引を編集」から直す |
| 「仕訳帳が最新ではないため、範囲の貼り付けは反映できません」 | 「仕訳帳を更新」を押してから貼り付け直す |
| 「行と入力元の取引が一致しないため反映していません」 | 並べ替え・行の移動の後は「仕訳帳を更新」を押してから直す |
| 「入力元の値が仕訳帳の表示と異なります」 | 他の人が資料シートを変えています。「仕訳帳を更新」を押してから直す |
| 「複合仕訳の行は『取引を編集』から複合(入力)で修正してください」 | 複合仕訳の行は、取引を編集で元のタブを開いて直す |
| 「仕訳帳に行は追加できません」 | 行は資料シートに足す |
| 「ロックした期間の行です」・直した値が元に戻る | その日までの残高を確定しています。直す必要があれば、残高確認で確定を外してから直す |
| 仕訳帳で直した内容を戻したい(⌘Z で戻らない) | メニュー「修正の取り消し」→「直前の修正を元に戻す」 |
| セルに「アクセスを許可」が出ている・#REF! が出ている | 別のブックを読む許可がまだです。そのセルを選んで「アクセスを許可」を押す |
| エラーチェックに「未判定」と出る | メニュー「エラーチェックを数え直す」 |
| エラーチェックに「停止中」と出る | エラーチェックの上の「自動で数える」にチェックを入れる |
| エラーチェックに「判定後の変更あり・要再実行」と出る | 数えた後に仕訳が変わっています。「エラーチェックを数え直す」 |
| 選択肢に科目が無い | 「科目・補助科目を追加」で足す |
| 「マスタに無い科目」などのエラーが出る | メニュー「マスタに無いものの整理」でマスタに足すか、正しい名前に置き換える |
| ボタンがずれた・重なった・無い | メニュー「初期設定と保守」→「ボタンを置き直す」 |
| 色・書式・見出しのメモが崩れた | メニュー「初期設定と保守」→「全部更新(形・色・帳票も作り直す)」 |
| 画像ビューアの別ウインドウが開かない | メニュー「初期設定と保守」→「画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめる」 |
| 画像ビューアに資料が出ない | その行のファイルURLの列にリンクがあるかを見る。資料の置き場が別の人のドライブなら、共有を確かめる |
| シートを足したのに集計されない | シートマスタに行があるかを見る。シートは「シートを作成」で作る |
| 新しい列を足したら動かなくなった | 見出しの名前を元に戻す。見出しの名前で列を探しているので、名前を変えると読めなくなる |
付録A. 用語
| 用語 | 意味 |
|---|
| ブック | スプレッドシート1冊 |
| シート | ブックの中の1枚のタブ |
| 資料シート | 資料を入れるシート。列名では「入力元」 |
| 仕訳の列 | 資料シートの右側の、仕訳用日付から貸方税区分までの列 |
| 修正 | 仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)で直して資料シートへ反映すること |
| 取り消し用の記録 | 修正を元に戻すための記録 |
| 表示期間 | 帳票・元帳で集計する期間(会計期間の期首・期末とは別) |
| 確認状況 | 未確認→要確認→確認済 |
| 取込状況 | 会計ソフトへ取り込んだか(取込済) |
| 重複の判定 | 列「重複判定結果」の値 |
| 規則 | エラーチェックの1行 |
| 型 | 資料シートの形(標準・領収書・口座履歴 など) |
| 残高を確定 | その日までの残高を動かさない印 |
| 横に表示/別ウインドウ | 画像ビューアの出し方 |
| 選択肢マスタ | タブ「その他プルダウンマスタ」 |
付録B. 画面の名前と内部の名前の対応
担当者(道具を直す人)向けです。ふだんの作業では読む必要はありません。画面の名前の正本は 呼び名の一覧.md、メニューの並びは コード.gs の MENU、ボタンは ボタン.gs です。
| 画面の名前 | 内部の名前 |
|---|
| 全部更新 | updateAll |
| エラーチェックを数え直す | runErrorChecks |
| 画像ビューア | showSidebar |
| 重複の判定を確認 | showDupConfirm |
| 複合仕訳 | showCompoundJournal |
| 仕訳を検索 | showSearch |
| 元帳を開く | showLedgerForSelectedRow(行のボタンは showLedgerForRow) |
| 表示期間を選ぶ | showPeriodDialog |
| 仕訳を出力 | showExportJournal |
| 残高確認を開く | openLockTab |
| 仕訳帳・元帳の元の行へ戻る | lveBack |
| 仕訳帳を更新 | updateJournal |
| 元帳を更新 | refreshLedgerEdit |
| 推移表を再作成 | rebuildTrend |
| 帳票をPDFで保存 | saveReportPdf |
| 締める月の残高を確定 | lockCloseMonth |
| マスタに無いものの整理 | showMasterCleanup |
| 未処理フォルダの資料を数える | countUnprocessed |
| 固定資産台帳へ転記 | assetTransfer |
| 固定資産台帳への転記を取り消す | assetTransferUndo |
| 減価償却仕訳へ写す | assetPostDepreciation |
| 減価償却仕訳への写しを取り消す | assetPostDepreciationUndo |
| 減価償却の達人へ出力(取込は未確認) | showAssetExport |
| 直前の修正を元に戻す(ボタン「元に戻す」) | undoWriteBack |
| 元に戻した修正をやり直す | redoWriteBack |
| シートを作成 | showCreateSheet |
| 科目・補助科目を追加 | showAddAccount |
| 過去の仕訳から根拠を記入 | fillBasisFromPrecedents |
| 費目マスタに使用件数を記入 | countRuleUsage |
| 入力の列を表示/税区分の点検の列を表示/資料との照合の列を表示/出力の確認の列を表示/切り替える前の表示に戻す | viewForInput/viewForTax/viewForMatch/viewForOutput/viewRestore |
| シートを作成の入口をドライブに置く | showDriveEntry |
| 別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ) | enableExternalWriteBack |
| 画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめる | showWindowUrl |
| ボタンを置き直す | resetButtons |
| 全部更新(形・色・帳票も作り直す) | masterSigForget |
| 見出しに列の説明を付け直す | applyColumnNotes |
| 顧客管理表のフォルダ一括作成(顧問先を作る) | mcOpen(顧問先を作る/顧問先作成.gs) |