USER GUIDE

会計管理テンプレート使い方の説明書

最終更新 2026-10-02
目次
  1. 最初の10分
  2. 1. このツールは何か
    1. このツールの目的
    2. 全体の関係
    3. 本体と顧問先のブック
    4. 資料シートと仕訳の考え方
  3. 2. 新しい顧問先を作る
    1. 手順
    2. 顧客マスタの「作成の状況」の列の見方
    3. 途中で止まったとき
    4. 作られる物
    5. 最初にすること(作成後の準備)
  4. 3. 資料シートを作って資料を入れる
    1. 資料シートを作る
    2. シートの型
    3. 資料の置き場
    4. 資料シートに書くこと
    5. 画像ビューア(資料を見ながら確かめる)
    6. 複合仕訳
    7. 科目・補助科目を追加
  5. 4. 毎日すること・毎月の締め・決算のとき
    1. 毎日すること
    2. 毎月の締め
    3. 決算のとき
  6. 5. メニューとボタンの一覧
    1. メニュー「会計管理」
    2. 入力したときに自動で起きること
    3. ボタン
    4. 窓のキー
  7. 6. 設定タブの項目の一覧
    1. 会社の情報(新しい顧問先を作るときに入る)
    2. 税金の概算(前期の実績・税率)
    3. 集計と帳票
    4. 入力とエラーチェック
    5. 締めと出力
    6. 道具が使う項目(触らない)
  8. 7. 各タブの説明
    1. タブの並びと色
    2. 入力する所と式の所
    3. 畳んである列
    4. シートマスタ
    5. 資料シート(各シート)
    6. エラーチェック
    7. エラーの該当の行
    8. 仕訳帳(閲覧用)
    9. 仕訳帳(編集用)
    10. 総勘定元帳(閲覧用)
    11. 総勘定元帳(編集用)
    12. 残高確認
    13. 固定資産台帳
    14. 会計チェックの記録
    15. 貸借対照表・損益計算書・CF計算書
    16. 税区分集計表
    17. 推移表
    18. 月次の増減
    19. 内訳書の下書き
    20. 給与と源泉の年間集計
    21. 法定調書の集計
    22. 税務調整の下書き
    23. 税金の納付
    24. 償却資産と別表16
    25. 消費税の申告書の欄
    26. 決算書の下書き(個人)
    27. 基準の値
    28. 設定
    29. 勘定科目マスタ
    30. 取引先マスタ
    31. 選択肢マスタ(タブ名「その他プルダウンマスタ」)
    32. 費目マスタ
    33. タグマスタ
    34. 摘要の型
    35. 償却率表
    36. 会計チェックの観点
    37. 列の説明
    38. メニューの説明
    39. 隠しタブ(ふだん開かない)
  9. 8. 確認状況・重複・残高の確定・エラーチェックの考え方
    1. 確認状況
    2. 重複
    3. 残高の確定
    4. エラーチェック
  10. 9. 仕訳を会計ソフトへ出す(弥生・マネーフォワード)
    1. 出力の手順
    2. 出力の前に止まるもの・確かめるもの
    3. 会計ソフトごとの違い
    4. 取込履歴
    5. 最初の出力の前に
  11. 10. 困ったとき
  12. 11. 個人の顧問先
    1. 作ると入るもの
    2. 帳票の形
    3. 家事按分(年末に1回)
    4. 決算書を作る
  13. 付録A. 用語
  14. 付録B. 画面の名前と内部の名前の対応

読む人:会計は分かるが、このツールを初めて使う人。プログラムの知識は要りません。例として使う会社の名前は「テストB」です。

最初の10分

毎回すべてを読む必要はありません。まずここだけ読んでください。

  1. このツールは、顧問先ごとに1冊ずつ持つスプレッドシート(ブック)です。 資料(通帳・カード明細・領収書など)を1行ずつ「資料シート」に入れ、その行の右側に仕訳を書きます。仕訳帳・総勘定元帳・貸借対照表・損益計算書などは、資料シートの仕訳から自動で組み立てられます。
  2. 直すのはいつも資料シートです。 帳票や閲覧用の仕訳帳は集計結果なので直せません。仕訳帳(編集用)と総勘定元帳(編集用)で直した値は、元の資料シートの行へ自動で反映されます。
  3. 操作はメニュー「会計管理」から行います。 画面の上のメニューに「会計管理」があります。よく使う物は上部に、たまに使う物はその下の4つの小メニュー(帳票と点検/修正の取り消し/シートとマスタ/初期設定と保守)にあります。各シートの上にも同じ操作のボタンがあります。
  4. 困ったらまず「全部更新」。 仕訳帳・総勘定元帳・帳票・件数を最新にします。窓に処理と進み具合が出て、終わると「完了」と出ます。
  5. 行ごとに確認状況を付けます。 未確認(空欄)→ 要確認 → 確認済 の順です。会計ソフトへ出力するのは、原則として確認済の行です。
  6. 毎月の流れは「資料を入れる → 行を確かめる → 全部更新とエラーチェック → 残高を合わせる → 仕訳を出力」です。 終わりの印は、行の確認済と取込済です。 詳しくは「毎月の締め」を見てください。
  7. スマホでは使えません。 スマホのアプリではメニューもボタンも出ません。パソコンのブラウザで開いてください。

1. このツールは何か

このツールの目的

種類の違う会計資料のスプレッドシート(通帳・カード明細・領収書・請求書など)に「仕訳の列」という共通の列を設け、シートマスタで参照して管理することで、1つの会社の複数の種類の資料をまとめて見られるようにしたツールです。帳票・エラーチェック・内訳書の下書きは、そこから参照の式で作っています。帳簿として期首残高も設定できるため、会計ソフトとほぼ同じように使えます。

全体の関係

1顧客管理表顧問先の一覧。ここから作る
2会社のフォルダ資料の置き場(未処理・処理済)
3資料シート資料1件=1行。ここだけを直す
7会計ソフト弥生・マネーフォワードへ CSV
6帳票貸借対照表・損益計算書 ほか
4・5仕訳帳・総勘定元帳閲覧用=常に最新/編集用=直すと資料シートへ
資料シートの仕訳の列だけが集計の元になります。仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)で直した値は資料シートへ戻ります。
順置き場役目
1顧客管理表事務所の顧問先の一覧。ここから顧問先ごとのフォルダとブックを作る
2ドライブの会社のフォルダ資料の置き場。資料の種類ごとに「未処理」「処理済」のフォルダがある
3資料シート資料1件=1行。左に資料の内容(日付・金額・明細・画像のリンク)、右に仕訳
4仕訳帳全部の資料シートの仕訳を1つに並べた物(閲覧用と編集用の2つ)
5総勘定元帳科目ごとに仕訳を並べた物(閲覧用と編集用の2つ)
6帳票貸借対照表・損益計算書・CF計算書・税区分集計表・推移表・月次の増減・内訳書の下書き
7会計ソフト仕訳を CSV で出力し、弥生会計またはマネーフォワード クラウド会計に取り込む

本体と顧問先のブック

資料シートと仕訳の考え方

2. 新しい顧問先を作る

手順

  1. 事務所の顧客管理表を開き、メニュー「顧客管理」→「フォルダ一括作成」を押します。「顧問先を作る」の画面が開きます。
  2. 顧客マスタの顧問先一覧から顧問先を選びます。まだ顧客マスタに無い顧問先は「新規顧客作成」で顧問先名・種別・決算月・会計ソフト・担当・契約状況を入れます。コードは種別と決算月から空き番号が入ります(調べている間はコードの欄は押せません)。種別が個人のときは決算月は12月に決まります(選べません)。入力内容は顧客マスタの末尾に追加されます。会計管理のブックを作成済みの顧問先は選べません。
  3. 「フォルダの設定」で、作るフォルダとサブフォルダの数、資料シートにするフォルダのシートの型を選びます。口座・カード・従業員はサブフォルダの数の右に実際の名前(例「三菱UFJ 普通/楽天 ビジネス」)を「/」区切りで打てます。打たなければ「口座1」「カード1」「従業員A」などの仮の名前で作られます。
  4. 作成内容の確認で、資料のシートの置き場(資料シート用の別のブックに作る/会計管理のブックと同じブックに作る)、資料シート用のブックの冊数(1冊にまとめる/シートごとに1冊)、経理方式(税込/税抜)、当期(第N期。任意)を選びます。置き場と冊数の下に、作られるブックとタブの名前の例が出ます。見込み時間は「約3分(長いとき5分)」のように、ふつうの時間と長いときの時間で出ます(最後まで終わった作成の実測から。記録が無い間は約3分・長いとき5分)。
  5. 終わったときにメールで知らせてほしいときは「終わったら知らせる」を入れ、メールアドレスを入れます(アドレスはこのパソコンに覚えます)。終わったとき・止まったときに、顧問先名・結果・リンクだけのメールが届きます。
  6. 「実行」を押します。作成中は、今の処理・経過時間・残りの見込みが出ます。この画面は閉じても作成は続きます(長い作成は4分ごとに分けて進み、続きは自動で始まります)。見込みより長くかかったときは「見込みより時間がかかっています。あと約N分」と出ます。
  7. 終わると顧客マスタのその顧問先の行に会計管理シートのURLが入ります。画面を開いていれば「作成後の準備」が番号つきで並びます。下の「最初にすること」を上から行います。

顧客マスタの「作成の状況」の列の見方

途中で止まったとき

作られる物

最初にすること(作成後の準備)

番号は作成結果の画面の番号と同じです。画面に出なかった番号は、その会社では要りません。

番号作業出る条件手順
1足りないボタンを置き直す型に無いボタンがあったとき会計管理のブックでメニュー「初期設定と保守」→「ボタンを置き直す」
2読み込みの許可作成時に自動で付けられなかったとき画面に書いてある場所(例:隠しタブ「仕訳データ」のA2)を開き、セルに出ている「アクセスを許可」を押す
3仮の名前を実際の名前に変更仮の名前で作ったとき資料シートのタブ名 → シートマスタの「シート名」(タブ名と同じにする)→ ドライブのフォルダ名 の順に変える
4開始残高を入力いつも勘定科目マスタの「開始残高設定」の列に期首の残高(前期末の貸借対照表から)。口座履歴・クレジットカードのシートは、見出しの行より上の「上の欄」(「勘定科目」「補助科目」「税区分」と名前の付いた欄。口座履歴は「開始残高」も)に、口座履歴はその口座の科目・補助科目・税区分と開始残高、クレジットカードはそのカードの科目と税区分(カードの科目はカードごとの科目。例 未払金(Aカード)。補助は各行の引き落とし日から「YYYYMMDD引落し分」が入るので、上の欄の補助科目は使いません)。上の欄が空のままだと、担当者は口座・カードの側の科目を空けて起こします。上の欄の値は、勘定科目マスタに無くても担当者はそのまま使います
5処理マニュアルに取り決めを記入処理マニュアルを作ったとき資料ごとのフォルダの「<シート名> 処理マニュアル」に、その資料の仕訳の形・貸方の決まり・注意点を書く

作成の後に押す決まった操作はありません。スクリプトの記録はブックを開いたときに行い、別ブックの資料シートへの修正の反映は「全部更新」「仕訳帳を更新」「元帳を更新」のどれかを初めて押したときに有効になります(初回だけ許可の画面が出ます)。

資料シート用のブックの画像ビューアは、作成のときに最初から入っています(そのブックを開き、メニュー「画像ビューア」→「開く」。初回だけ許可の画面が出る)。

3. 資料シートを作って資料を入れる

資料シートを作る

メニュー「シートとマスタ」→「シートを作成」で作ります。顧問先を作るときに作ったシート以外を足すときに使います。

  1. シート名とメモを入れます(例「楽天銀行 普通」)。
  2. シートの型を選びます(下の表)。
  3. 資料シートを置くブックを選びます(この会計管理シートの中/別のブック)。既定は設定の「資料シートの置き場」です。
  4. 元資料のフォルダを決めます。「新しく作る」ならフォルダの型(口座履歴・クレジットカード・受領請求書 など)を選ぶと、3_財務会計 の中の作る場所が入ります。そこに「シート名」のフォルダと、その中の「未処理」「処理済」が作られます。既にあるフォルダを使うときは「既存のフォルダを使う」で参照します。
  5. 処理マニュアルを決めます(マニュアルの型から作る/既存のマニュアルを使う)。
  6. 「作成」(Ctrl+Enter)。型のタブを写して新しいシートを作り、シートマスタに1行追加し、通し番号・色・ボタンを付けます。途中で失敗したときは、作った物を元に戻します。

シートの型

型使う資料主な列
標準型の決まっていない資料全般日付・金額・明細
領収書現金払いの領収書・レシート日付・金額・支払先・取引内容・インボイス番号・費目・人数
受領請求書取引先から受け取った請求書日付・相手先・取引内容・費目・金額・税区分・支払日・支払手段・請求書番号
経費精算従業員の立替経費従業員・日付・金額・支払先・取引内容・インボイス番号・費目
クレジットカードカードの利用明細日付・引き落とし日・金額・支払先・取引内容・費目
AmazonAmazonビジネスの注文履歴注文日・商品名・商品および配送料の合計(税込)・適格請求書発行事業者登録番号
口座履歴(入出金)通帳(入金と出金が別の列)日付・明細・入金・出金・通帳の残高・計算の残高
口座履歴(プラスマイナス)通帳(1つの列に+−で出る明細)日付・明細・金額・通帳の残高・計算の残高
支給控除一覧表給与の支給控除一覧対象月・支給日・実支払日・項目・種別・従業員番号・氏名・金額
減価償却仕訳固定資産台帳から写す当期の償却資産コード・資産の名称・資産の勘定科目・対象の期・当期償却額
家事按分個人の顧問先の家事関連費(年末に1回。「11. 個人の顧問先」)勘定科目・補助科目・年間の合計・事業割合・按分の根拠・前年の割合・家事分
ふるさと納税個人の確定申告用(仕訳の列なし)日付・寄付先・金額
医療費控除個人の確定申告用(仕訳の列なし)日付・氏名・支払先・金額
源泉徴収票個人の確定申告用(仕訳の列なし)支払者・支払金額・源泉徴収税額など
仕訳入力用のブック資料の無い仕訳(振替・決算整理)入力のタブと仕訳のタブの2枚

どの型にも、通し番号・確認状況・ファイル名・元ファイル名・ファイルURL・備考・対応番号・タグ1〜3・根拠の種類・根拠・判断メモ・要確認の理由・担当メモ(事務所で決めること・お客さんに聞くこと・残りの作業・読み取りの確かさ・当てたルール)などの共通の列があります。確認状況・要確認の理由・判断メモ・備考は人が書く列、担当メモ・根拠の種類・根拠は担当(Claude・道具)が書く列です。根拠の種類(辞書/過去の取引/推定)で並べ替えると、推定の行から確かめられます。列の意味は、見出しのセルの右上のメモ(タブ「列の説明」から付く)で見られます。

資料の置き場

資料シートに書くこと

画像ビューア(資料を見ながら確かめる)

メニュー「画像ビューア」または資料シートのボタン「画像ビューア」で開きます。選んでいる行の資料(ファイルURLの列)が、シートの横に表示されます。右上の「別ウインドウ」を押すと、大きさを変えられる別のウインドウで開きます。

キー動き
↑ / ↓前の行・次の行
N次の資料
C確認済にする
Q確認状況を選ぶ
Z元に戻す
+ / −拡大・縮小
0 / 1画面に合わせる・等倍
R / Shift+R右に回す・左に回す
L画像の下半分へ(合計・税額の辺り)
F元の画像と補正の切り替え
P全ページ表示の切り替え
Eページの並べ替え・回転・分割・綴じる
O元のファイルを開く
Alt+←移動前の行に戻る

複合仕訳

1つの資料で借方・貸方が複数行になる仕訳(給与・社会保険料・源泉所得税など)は、行を選んでメニュー「複合仕訳」(または資料シートのボタン「複合仕訳」)で入れます。

科目・補助科目を追加

選択肢に無い科目・補助科目は、メニュー「シートとマスタ」→「科目・補助科目を追加」(または各シートのボタン)で足します。勘定科目マスタの一番下に1行追加し、並び順を更新し、各シートの選択肢に加えます。「選んでいた行に入れる」を押すと、足した科目を元の行に入れます。勘定科目マスタで科目の行を選んで押すと、その科目の補助科目を追加する画面になります。

4. 毎日すること・毎月の締め・決算のとき

毎日すること

順すること押す所・見る所
1資料を入れるドライブの 未処理 フォルダ
2資料シートに行を入れ、仕訳を書く資料シート(担当者に依頼することもできる)
3行を上から確かめて確認済にするメニュー「画像ビューア」
4迷う行は要確認にして理由を選ぶ確認状況・要確認の理由の列
5集計を最新にするメニュー「全部更新」(仕訳帳だけなら「仕訳帳を更新」)
6数字を見る貸借対照表・損益計算書・総勘定元帳(閲覧用)

毎月の締め

締める月は設定の「締める月」です(空欄なら前月)。仕訳を出力の窓の既定、仕訳帳と元帳のフィルタ表示「締める月」、残高確認がこの月を読みます。シートマスタの右上に、締める月の進み具合(未処理・未確認・要確認・重複の未確認・エラー・残高の差額・確認済・未取込・出力後の変更の件数)が出ます。

順すること押す所・見る所済んだ印
1その月の資料を入れるドライブ › 3_財務会計 › 資料の種類 › 未処理—
2資料を起こす(担当者に「テストBの未処理を処理して」と依頼)資料シートに行が入り、資料は 処理済 へ移るシートマスタの「未処理」が0
3起こし終えた直後に、全シートを横断して重複の照合(担当者が行う)重複の列(重複番号・判定・根拠・理由)が入るエラーチェック「重複の候補が未判定」0件
4行を上から確かめて確認済にする。重複の組はその場で確かめるメニュー「画像ビューア」。組をまとめて見るときはメニュー「重複の判定を確認」シートマスタの「未確認」「要確認」が0・エラーチェック「重複の判定が未確認」0件
5全部更新とエラーチェックメニュー「全部更新」。エラーチェックは式で数えるので、タブを開いて件数のある規則の「該当の行」から直すエラーが0件
6口座・カードの残高を合わせるメニュー「残高確認を開く」。通帳・カード明細の月末残高を「確定残高」に入れる。差額が残るときは理由をメモに入れる差額 0(またはメモに理由)・エラーチェック「残高確認」0件
7仕訳を出力して会計ソフトに取り込むメニュー「仕訳を出力」→ 出力の前の点検 → 出力取込履歴にその回の行
8取込済にする(設定「出力と同時に取込済にする」が「しない」の会社だけ)仕訳を出力の窓の取込履歴で、その回の「取込済」シートマスタの「未取込数」が0
9報告(判断できない重複の組・残ったエラー・確定した残高)担当者に「テストBの締めを報告して」と依頼—

決算のとき

すること押す所・見る所
決算整理仕訳を入れる仕訳入力用のブック、または資料シートの行。「決算」の列に本決算/中間決算を選ぶ(会計ソフトの出力に反映)
固定資産を台帳へ載せる資料シートの「固定資産」の列で判定 → メニュー「帳票と点検」→「固定資産台帳へ転記」 → 固定資産台帳で償却方法・耐用年数を入れる
減価償却費を計上するメニュー「帳票と点検」→「減価償却仕訳へ写す」(台帳の当期償却額を減価償却仕訳のシートへ写し、合計が合えば計上済)
決算で確かめる規則を見るエラーチェックの「確認の時期」が「決算時」「申告時」の規則(期末の仮払金・立替金・長く動いていない残高・前払費用や未払計上の候補・交際費の限度額など)
税金の概算を見る損益計算書・貸借対照表の右の概算(消費税・法人税等。設定の法人・個人、資本金、課税方式などを読む)。表示期間が期首〜期末のときだけ「これから納める税金」の欄が出る
内訳書の下書きを見るタブ「内訳書の下書き」(勘定科目内訳明細書の主な表と、法人事業概況説明書の月別の欄)
税務調整の候補を決めるタブ「税務調整の下書き」で各行を確かめて「採る」を付ける。採った行の合計が損益計算書の法人税等の概算の所得に入る(帳票の期間が期首〜期末のとき)
別表5(2)・中間納付・均等割を確かめるタブ「税金の納付」(前期の別表5(2)から期首の未納などを入れ、未払法人税等との差が0か見る)
消費税の申告書を作るタブ「消費税の申告書の欄」(付表1-3・2-3・6・5-3の欄の番号ごと。右の対応表で税区分を割り当てる)
個人の家事按分と決算書型「家事按分」のシートに科目ごとの事業割合と根拠を入れる(年末の決算仕訳が式で出る)→ タブ「決算書の下書き(個人)」の確かめが全部「一致」「なし」なら転記(「11. 個人の顧問先」)
1月の法定調書・償却資産申告タブ「給与と源泉の年間集計」「法定調書の集計」「償却資産と別表16」(年を入れる。暦年・1月1日現在で集計)
帳票をPDFで残すメニュー「帳票と点検」→「帳票をPDFで保存」(用紙は設定「帳票のPDFの用紙」)
達人へ渡すメニュー「帳票と点検」→「減価償却の達人へ出力(取込は未確認)」(達人の取込との照合がまだのため、出力した物は取り込む前に中身を確かめる)

5. メニューとボタンの一覧

メニュー「会計管理」

メニューの項目の一覧は、ブックのタブ「メニューの説明」にもあります(下の表と同じ文。メニュー「全部更新(形・色・帳票も作り直す)」で書き直します)。使う場面は 毎日/毎月/決算/初めだけ/困ったとき の5つです。

上部(毎日・毎月使う物)

名前押すと何が起きるか使う場面
全部更新未処理の件数を数え、仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)を最新にし、科目などのマスタが変わったときは帳票を組み直す。窓に処理と所要時間を表示毎日
画像ビューア選んでいる行の資料を、シートの横に表示する毎日
重複の判定を確認画像ビューアを「重複の判定を確認」の画面で開き、重複の組を1組ずつ確かめる毎月
複合仕訳選んだ行に複合仕訳を入れる窓を開く毎日
仕訳を検索全部の期をまたいで仕訳を探す窓を開く。結果から元の行へ移れる毎日
元帳を開く選んだ行の科目を総勘定元帳にセットして開く。帳票・推移表では科目の行、資料シート・仕訳帳ではその行の科目毎日
表示期間を選ぶ帳票・総勘定元帳・推移表で集計する期間を選ぶ。期首〜期末・四半期・月・期首〜今月・前期・任意の期間から選択毎月
仕訳を出力会計ソフトへ取り込む CSV を作る窓を開く。手順は説明書の9章毎月
残高確認を開く残高確認のタブを開く毎月
仕訳帳・元帳の元の行へ戻る「取引を編集」で資料シートへ移った後、仕訳帳・総勘定元帳で選んでいた行へ戻る毎日

小メニュー「帳票と点検」

名前押すと何が起きるか使う場面
仕訳帳を更新各シートの仕訳の列を読み、仕訳帳(編集用)と総勘定元帳(編集用)を最新にする。帳票とエラーチェックは回さないため、全部更新より短い毎日
元帳を更新総勘定元帳(編集用)で選んだ科目の仕訳を読み込み、日付の順に並べる毎日
推移表を再作成推移表の月の範囲を変えた後に、推移表を作り直す毎月
帳票をPDFで保存開いている帳票(帳票以外のタブなら帳票の全部)をドライブにPDFで保存する毎月
マスタに無いものの整理資料シートの勘定科目・補助科目・税区分のうちマスタに無い物を一覧にし、マスタに追加するか正しい名前に置き換える困ったとき
未処理フォルダの資料を数える元資料フォルダの「未処理」のファイルを数え、シートマスタに書く毎月
固定資産台帳へ転記固定資産と判定した行を探して、固定資産台帳の一番下に1行ずつ書き写す決算
固定資産台帳への転記を取り消す直前の1回の転記で台帳に写した行を空け、元の行を「台帳未転記」に戻す困ったとき
減価償却仕訳へ写す固定資産台帳の当期の償却額を減価償却仕訳のシートへ写し、合計が合えば計上済にする決算
減価償却仕訳への写しを取り消す直前の1回で写した行を空け、当期の列を元(未計上)に戻す困ったとき
減価償却の達人へ出力(取込は未確認)固定資産台帳を達人の資産ファイルの形の CSV で保存する(達人の取込との照合は未確認)決算

小メニュー「修正の取り消し」

仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)で直した内容は、スプレッドシートの元に戻す(⌘Z)では資料シートまで戻りません。ここから1回分ずつ戻します。2つの編集用のタブの上のボタン「直前の修正を元に戻す」も同じです。

名前押すと何が起きるか使う場面
直前の修正を元に戻す仕訳帳・元帳での直前の修正を、資料シートの値ごと元に戻す。戻す前に中身を表示し、他の人の修正は確認を求める困ったとき
元に戻した修正をやり直す元に戻した修正をもう一度当てる困ったとき

小メニュー「シートとマスタ」

名前押すと何が起きるか使う場面
シートを作成型を選んで資料シートを作る。フォルダ・処理マニュアル・シートマスタの行も作成初めだけ
名前を変える全部の資料のシートを1つの表に並べ、打った名前をタブ・シートマスタのシート名・元資料のフォルダ・処理マニュアルまでまとめて変える初めだけ
名前の変更を戻す直前の「名前を変える」で変えた所を、前の名前に戻す困ったとき
科目・補助科目を追加勘定科目マスタに科目・補助科目を足し、各シートの選択肢に加える毎日
科目・補助・税区分を決まりで入れ直す選んだ行の科目・補助科目・税区分を、科目の入れ方の表と費目マスタで入れ直す。手入力の値も入れ直す困ったとき
過去の仕訳から根拠を記入資料シートの「根拠」が空の行に、費目マスタと過去の同じ相手の仕訳(前例)から確認の要点を書く毎月
費目マスタに使用件数を記入費目マスタの費目ごとに、使った件数と最後に使った日を書く決算
作業ごとの列の表示作業に要る列だけを出す(下の5つ)毎日
入力の列を表示資料の内容と仕訳を入れるときの列だけを出す毎日
税区分の点検の列を表示科目と税区分を点検するときの列だけを出す毎月
資料との照合の列を表示資料と行を突き合わせるときの列だけを出す毎月
出力の確認の列を表示会計ソフトへ出す前に確かめる列だけを出す毎月
切り替える前の表示に戻す列の表示を切り替える前の状態に戻す毎日

どの列がどの作業で出るかは、タブ「列の説明」の「入力」「税区分の点検」「資料との照合」「出力の確認」の列で決まります。

小メニュー「初期設定と保守」

名前押すと何が起きるか使う場面
シートを作成の入口をドライブに置く会計管理のブックを開かずに「シートを作成」を開けるリンクを作り、3_財務会計 に置く初めだけ
別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ)資料シートが別のブックにある会社で、仕訳帳・元帳での修正を資料シートへ反映できるようにする。1回だけ行い、許可の画面が表示される初めだけ
画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめる別ウインドウが開かないときに、画像ビューアが持っているURLを見せる困ったとき
ボタンを置き直す全部のシートのボタンを消して、決まった場所に置き直す(列の幅を大きく変えてボタンがずれたとき)困ったとき
全部更新(形・色・帳票も作り直す)「前と同じなら飛ばす」ための控えを捨て、設定の行・タブの説明・見出しのメモ・入力と式の見分け・根拠の列などの形も整えてから全部更新する。道具の版を上げた後や、手で書式・色・メモを変えて崩れたときに使う(時間がかかる)困ったとき
見出しに列の説明を付け直す見出しのセルのメモ(列の説明)を付け直す困ったとき
エラーチェックの式を入れ直すエラーチェックの表の件数・該当の行の式を入れ直し、色とフィルタを付け直す。件数は式が常に数えているので、式を消した・壊した・規則の行を足したときだけ使う困ったとき

入力したときに自動で起きること

セルに入力した瞬間に、ブックのプログラムが次のことをします(ブックのタブ「メニューの説明」の下にも同じ表があります)。

どこで何を入力したとき起きること切り替え(設定タブ)
資料シート行に資料を入れたとき通し番号が空なら付ける。行をコピーして番号が重なったら振り直すなし
資料シート費目・入金・出金・金額など科目・補助科目・税区分を科目の入れ方の表と費目マスタから入れる。口座・カードの科目は空欄の行のみ費目を選んだら科目・補助科目・税区分も入れる
資料シート上の欄(口座・カードの科目)同じ列の、前の値と同じ行と空欄の行を新しい値にする。手で変えた行は保持費目を選んだら科目・補助科目・税区分も入れる
資料シート科目・補助科目税区分を勘定科目マスタのデフォルト税区分に入れ替える。手入力の税区分はセルのメモに残す科目を変えたら税区分も入れ替える
資料シート科目補助科目のプルダウンを、その科目の補助科目だけにするなし
資料シート摘要に「@」のみ入力して Enter摘要の型の一覧のプルダウンにする(再度 Enter で一覧)。選んだ型の文に置き換えるなし
資料シート確認状況仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)の同じ取引にもすぐ写すなし
資料シート確認状況を確認済にその行の仕訳の列を控える。エラーチェック「確認済の後に仕訳の列が変わった行」で使うなし
資料シート科目・補助科目・税区分前例と違えば根拠の内訳に控える(エラーチェックの一覧で確認)なし
仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)値を変えたとき元の資料シートの行へ書き戻すなし
仕訳帳(閲覧用)・総勘定元帳(閲覧用)本文に打ち込んだとき打ち込んだ値を消す(式で表示する表のため)。勘定科目・期間の欄は閲覧用と編集用で連動するなし
残高確認勘定科目補助科目のプルダウンを、その科目の補助科目だけにするなし
マスタ値を変えたときいつ反映されるかを右下に知らせる(10分に1回まで)なし

ボタン

各シートの見出しより上の行に、押すと動くボタンがあります。ボタンはメニューの操作を見える形にした物で、押すとメニューと同じ処理が動き、押した瞬間に何をするかの1行が右下に出ます。ボタンは、そのタブでよく使う物だけを横1列に置いています。資料シートでは、固定している列(通し番号・確認状況)の上に小さいボタン「科目追加」「複合仕訳」「画像」を置き、横にスクロールしても動きません(固定している列を約170pxより狭くすると切れます)。ほかの操作はメニュー「会計管理」から行います(全部更新は仕訳帳とシートマスタにだけ置いています)。

ボタン押すと何が起きるか置いてあるシート
全部更新メニュー「全部更新」と同じ仕訳帳(閲覧用)・仕訳帳(編集用)・シートマスタ
科目・補助科目を追加メニュー「科目・補助科目を追加」と同じ資料シート・勘定科目マスタ
科目追加資料シートの小さいボタン。メニュー「科目・補助科目を追加」と同じ資料シート
画像資料シートの小さいボタン。メニュー「画像ビューア」と同じ資料シート
仕訳を出力メニュー「仕訳を出力」と同じ仕訳帳(閲覧用)・仕訳帳(編集用)
表示期間を選ぶメニュー「表示期間を選ぶ」と同じ総勘定元帳(閲覧用)・総勘定元帳(編集用)・帳票
仕訳帳を更新メニュー「仕訳帳を更新」と同じ仕訳帳(編集用)
元帳を更新メニュー「元帳を更新」と同じ総勘定元帳(編集用)
直前の修正を元に戻すメニュー「直前の修正を元に戻す」と同じ仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)
複合仕訳メニュー「複合仕訳」と同じ資料シート
画像ビューアメニュー「画像ビューア」と同じ資料シート
推移表を再作成メニュー「推移表を再作成」と同じ推移表
固定資産台帳へ転記メニュー「固定資産台帳へ転記」と同じ固定資産台帳
元帳を開く行の横の小さなボタン。選んだ科目の行へ動き、押すとその科目の総勘定元帳を開く帳票・推移表

窓のキー

6. 設定タブの項目の一覧

設定タブは「項目・値・影響」の3列です。項目は名前で探すので、行の並びを変えても、メモの行を足しても動きます。項目の名前は変えないでください。「影響」の列に、何に効くかが書いてあります。行が無い項目は、全部更新のときに既定の値で足されます。

会社の情報(新しい顧問先を作るときに入る)

項目何に効くか既定の値
期首帳票の期間の初期値。会計期間の外の日付をエラーチェックで指摘。期首〜期末と同じ期間のときだけ帳票に「これから納める税金」の欄を表示決算月から
期末帳票の期間の初期値。申告・予定納税の期限。期末に残っている仮払金などの判定決算月から
経理方式仕訳を出力の税込/税抜の既定。エラーチェックの金額の判定(税抜なら税抜で判定)作成の画面で選んだ値(税込/税抜)
会計ソフト仕訳を出力のマネーフォワード/弥生の既定。エラーチェックの文字数の上限顧客管理表から
業種未使用空欄
法人・個人個人事業主なら法人税等の概算は対象外・消費税の申告期限は翌年3月31日。役員報酬・交際費などの規則を判定しない。貸借対照表・損益計算書を個人の形にし、決算書の下書き(個人)を作る顧客管理表から
青色・白色個人のブックだけ。決算書の下書き(個人)の様式(青色申告決算書/収支内訳書)と、損益計算書の最後の行の名前青色
青色申告特別控除の要件個人のブックだけ。青色申告特別控除の上限を基準の値から引く区分(複式・e-Tax・優良な電子帳簿/複式・e-Tax/複式・書面・優良な電子帳簿/複式・書面/簡易な記帳/簡易な記帳(前々年の収入1,000万円超))複式・e-Tax
資本金1億円以下なら法人税の軽減税率・事業税の概算・少額特例と交際費の定額控除の規則。住民税の均等割の区分顧客管理表から
納税義務免税事業者なら消費税は0・税区分に関わる規則を判定しない顧客管理表から
課税方式消費税の概算の控除の計算(本則課税/簡易課税/2割特例/3割特例)。簡易課税・特例なら仕入側の税区分の規則を判定しない顧客管理表から
簡易課税の事業区分簡易課税のみなし仕入率(第1種〜第6種)。簡易課税なのに空ならエラーチェックで指摘顧客管理表から
仕入税額控除の方式全額控除/一括比例配分/個別対応。全額控除なら課税売上割合95%未満などを指摘空欄
インボイス登録番号免税なのに番号がある・2割特例なのに番号が無い を指摘顧客管理表から
インボイス登録日未使用顧客管理表から
端数処理弥生の税抜で消費税額を書くときの端数(切り捨て/切り上げ/四捨五入)空欄=切り捨て
資料シートの置き場シートを作成で最初に選ばれる資料シートの置き場作成の画面で選んだ値

税金の概算(前期の実績・税率)

項目何に効くか既定の値
前期の消費税額(国税分)今期に払った消費税の中間納付(確定申告で納める額から差し引く)空欄
前期の法人税額今期に払った法人税の中間納付空欄
前期の地方法人税額今期に払った地方法人税の中間納付空欄=前期の法人税額×10.3%
資本金等の額住民税の均等割の区分空欄=資本金で判定
従業者数住民税の均等割の区分(市町村分は50人超かどうか)空欄=50人以下
法人住民税の法人税割の税率住民税の法人税割の税率(10.4 でも 0.104 でもよい)空欄=標準税率
事業税の税率(超過)事業税の所得割の税率。3区分を / で区切る(3.75/5.665/7.48 の形)空欄=標準税率
均等割の額(年額)住民税の均等割(都道府県分と市町村分の合計の年額)空欄=標準税率の額
前期の事業税額今期に払った事業税等の中間納付空欄
前期の特別法人事業税額今期に払った特別法人事業税の中間納付空欄=前期の事業税額×37%
消費税の申告期限の延長延長の届出をしている法人はチェック。確定申告の期限を1か月後にする外す
納期の特例源泉所得税の納期の特例の承認を受けている会社は「する」。給与と源泉の年間集計で、預りと納付を半年ごと(7月10日・翌年1月20日)に照合するしない

集計と帳票

項目何に効くか既定の値
表示期間の開始帳票・総勘定元帳・元帳で集計する期間(全部のタブで1つ)。「表示期間を選ぶ」で変える期首
表示期間の終了同上期末
未確認・要確認を含めるチェックありなら未確認・要確認の仕訳も集計する。各帳票のチェックボックスはこの値の写し入れる
帳票は取込済のみ集計チェックありなら取込済の仕訳だけを集計する(会計ソフトの試算表と突き合わせるとき)外す
内訳書の期間内訳書の下書きを期首〜期末で集計するか、表示期間で集計するか期首〜期末
月次の増減の基準(金額)月次の増減:前月・前年同月との差がこの金額以上の科目を出す空欄=基準なし
月次の増減の基準(増減率)月次の増減:増減率がこの率以上の科目を出す空欄=基準なし
帳票のPDFの用紙帳票をPDFで保存の用紙と向きA4横
帳票のPDFの保存先フォルダ帳票のPDFの保存先(フォルダのURL)空欄=このブックのあるフォルダ
帳票のPDFで科目の色を外すチェックありなら科目・補助科目・税区分の色を外して保存する外す
期の番号(第N期)帳票のPDFの表題に「第N期」を付ける空欄=付けない
金額の数字の書体仕訳帳・総勘定元帳の金額の数字の書体(等幅にすると桁の縦がそろう)標準
日常で開かないシートを隠すチェックありなら償却率表・列の説明・タグマスタ・摘要の型を隠す外す

入力とエラーチェック

項目何に効くか既定の値
費目を選んだら科目・補助科目・税区分も入れる費目・入金・出金・金額など決め方の元の列を入れたとき、その行の科目・補助科目・税区分を決め方の表と費目マスタで値で入れる。口座・カードの科目は空欄の行のみ。外すと入れない入れる
科目を変えたら税区分も入れ替える科目・補助科目を変えたとき、税区分を勘定科目マスタのデフォルト税区分に入れ替える。外すと空欄の税区分だけ入れる入れる
重複から除く科目重複の照合でこの科目の行を候補に出さない(「、」区切り)支払手数料
固定資産の表示区分この表示区分の科目が借方で「固定資産」の欄が空欄の行を拾う有形固定資産、無形固定資産
台帳へ載せる科目この科目が借方で「固定資産」の欄が空欄の行を拾う。「なし」で使わない一括償却資産、消耗品費/少額減価償却資産
登録番号が無くても控除できる費目規則「登録番号が無いのに適格の税区分」で、この費目の行を判定しない電車・バス代(国内)
少額特例を使う規則「登録番号が無いのに適格の税区分」で、税込1万円未満の行を判定しないしない
確認済の後に変わった行を出す「する」の場合、資料の行に確認済を付けた時点の仕訳の列を控え、控えと違う行を規則「確認済の後に仕訳の列が変わった行」で出すしない
前例の相手先の列前例を探すときに相手先として見る資料シートの列(前から順に)支払先、取引先、相手先、明細
前例の件数前例として数える件数(新しい方から)20
会計チェックの正本メニュー「全部更新(形・色・帳票も作り直す)」のときに「会計チェックの観点」へ観点を写す元のスプレッドシート(「、」区切りで複数)会計チェックリスト、賠償を避けるチェックリスト(会計処理の決まり フォルダ)

締めと出力

項目何に効くか既定の値
締める月仕訳を出力・フィルタ表示・残高確認(口座の月末の行)が読む、月の締めの作業をする月(日付か「2026/08」の形)空欄=前月
残高確認に口座の月末の行を出す全部更新のたびに、口座・カードのシートごとに締める月の末日の行を残高確認に足すしない
出力と同時に取込済にするする=CSVを保存した時点で取込済を記入。しない=取込履歴の「取込済」を押したときに記入する
CSVの文字コード出力する CSV の文字コード。自動なら弥生=Shift_JIS、マネーフォワード=UTF-8自動(会計ソフトに合わせる)
出力したCSVをドライブに保存チェックありなら、出力した CSV を保存先フォルダにも保存し、取込履歴から開ける本体の値を引き継ぐ
出力したCSVの保存先フォルダCSV を保存するドライブのフォルダのURL空欄=このブックのあるフォルダ
全部更新の確認する=全部更新の窓で「実行」を押すまで始めない。省く=窓を開いた時点で始めるする

道具が使う項目(触らない)

項目何に効くか
シートの型のブックシートを作成で型を選ぶ元のブック
スクリプトの版このブックに入っている道具の版(全部更新のときに書かれる)
最後に当てた日道具を入れ直した日
スクリプトIDこのブックの道具の住所(直しを届けるのに使う)

7. 各タブの説明

このツール独自のタブには、左上のセル(A1)のメモに「目的・使い方・編集」の3行があります(セルの右上の小さな三角の印。セルに合わせると出ます)。下の各節の最初の3行は、その3行と同じ文です。

直してよい所と直さない所をまとめます。「集計結果のため編集不可」と出ているタブは、打ち込もうとすると警告が出ます。直すときは資料シートで直してください。

タブの並びと色

タブは左から次の5つのまとまりの順に並び、同じまとまりのタブは同じ色です(この章もこの順に説明します)。

まとまりタブの色タブ(左から)
資料茶(資料シートは型の色)シートマスタ・資料シート
帳簿と点検紺エラーチェック・仕訳帳(閲覧用)・仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(閲覧用)・総勘定元帳(編集用)・残高確認・固定資産台帳・会計チェックの記録
帳票緑貸借対照表・損益計算書・CF計算書・税区分集計表・推移表・月次の増減
決算と申告紫内訳書の下書き・給与と源泉の年間集計・法定調書の集計・税務調整の下書き・税金の納付・償却資産と別表16・消費税の申告書の欄・決算書の下書き(個人)(決算・申告の時だけ開くタブ)
マスタと設定灰設定・勘定科目マスタ・取引先マスタ・選択肢マスタ・費目マスタ・タグマスタ・摘要の型・償却率表・会計チェックの観点・列の説明・メニューの説明

閲覧用と編集用はタブの名前で見分けます(閲覧用は本文の地が薄い灰)。

入力する所と式の所

どのタブでも同じ見た目です。

所見た目
人が打つ所(表の列)白の地・黒の文字
人が打つ所(帳票・総勘定元帳・推移表・月次の増減の上の欄)金の細線か、チェックボックス
式で出る所(道具が書く件数なども)薄い灰の地・灰の文字。打ち込まないでください
科目・補助科目・税区分・確認状況の色の付くセルその色(式でも入力でも)

帳票は表の全体が集計結果なので、地の色は付けていません。

畳んである列

見なくてよい補助の列(結びの列・指紋の列など)は、表の右の端にあり、列の上の「+」で開き、「−」で閉じられます。列を隠す(非表示にする)ことはしていません。

シートマスタ

資料シート(各シート)

エラーチェック

エラーの該当の行

仕訳帳(閲覧用)

仕訳帳(編集用)

総勘定元帳(閲覧用)

総勘定元帳(編集用)

残高確認

固定資産台帳

会計チェックの記録

貸借対照表・損益計算書・CF計算書

税区分集計表

推移表

月次の増減

内訳書の下書き

給与と源泉の年間集計

法定調書の集計

税務調整の下書き

税金の納付

償却資産と別表16

消費税の申告書の欄

決算書の下書き(個人)

基準の値

設定

勘定科目マスタ

取引先マスタ

選択肢マスタ(タブ名「その他プルダウンマスタ」)

費目マスタ

タグマスタ

摘要の型

償却率表

会計チェックの観点

列の説明

メニューの説明

隠しタブ(ふだん開かない)

タブ役目
仕訳データ全部の資料シートの仕訳の列を式で縦に並べた表。帳票・総勘定元帳・残高確認はここを読む
月×科目の合計月次の増減が読む合計
エラーチェックの作業列エラーチェックの規則が読む計算の列
プルダウンの見本選択肢の見本(色の引き先)
出力の控え仕訳を出力で取込済を戻すための控え(初めて出力したときに作られる)
取込履歴仕訳を出力の履歴(初めて出力したときに作られる。仕訳を出力の窓から見る)

隠しタブは直さないでください。

8. 確認状況・重複・残高の確定・エラーチェックの考え方

確認状況

重複

同じ取引が2つの資料シートに入っていないか(例:カード明細と領収書の両方に同じ支払い)を確かめます。

値意味確かめ方
重複と判断同じ取引。確認すると、残す行のほかの行の仕訳を空けるEnter で確認(まとめて確認もできる)
判断できない資料だけでは決められない判定を選び直して確認
未判定(担当は書かない)判定が空欄・組の中で食い違う組の区画判定を選んで確認
別取引だが可能性あり別の取引と見ているが、同じ取引の可能性が残る1組ずつ見る
別取引(確実)明らかに別の取引まとめて確認できる

残高の確定

エラーチェック

9. 仕訳を会計ソフトへ出す(弥生・マネーフォワード)

出力の手順

  1. メニュー「仕訳を出力」(またはボタン)で窓を開きます。
  2. 選ぶもの:確認状況(確認済/要確認/未確認)・取込状況(未取込/取込済)・締める月の末日まで・形式(マネーフォワード/弥生)・経理方式(税込/税抜)。既定は設定の会計ソフト・経理方式・締める月です。
  3. 「出力」を押すと、仕訳帳を更新 → 点検 → CSV → 取込状況に記入 の順に進みます。CSV は各資料シートの仕訳の列から作ります(仕訳帳は経由しません)。
  4. 保存した CSV を、会計ソフトの仕訳の取込で取り込みます。
  5. 取込状況に「取込済」と取込日が入ります(設定「出力と同時に取込済にする」が「しない」の会社は、会計ソフトに取り込めたのを確かめてから、取込履歴の「取込済」を押します)。

出力の前に止まるもの・確かめるもの

会計ソフトごとの違い

マネーフォワード クラウド会計弥生会計
形式見出しのある CSV見出しの無い CSV
文字コードUTF-8Shift_JIS(Shift_JIS で出せない文字は出力の前に点検)
税区分選択肢マスタの「MF」「MFインボイス」の列の書き方選択肢マスタの「弥生」の列の書き方(税抜経理では「込」を「内」に読み替え)
摘要の上限200字半角64桁(超えた分は取込で切れる)
科目名の上限100字半角24桁(超えると取り込めない)

取込履歴

最初の出力の前に

10. 困ったとき

出ている表示・起きていることどうすればよいか
メニュー「会計管理」が出ないブックを開き直す(開いてから数秒かかります)。スマホのアプリでは出ません
初めて押したときに許可の画面が出た使うアカウントを選んで「許可」。1回だけです
「他の処理が実行中です。終了後に実行してください」全部更新などが動いています。終わってからもう一度押す。前の窓を閉じた場合は、数分待つと開始できます
開いたときに、前回の全部更新が途中で止まったと出たもう一度「全部更新」を押す
全部更新で「形を整えています」と出て長いメニュー「全部更新(形・色・帳票も作り直す)」の後の1回だけ数分かかります。そのまま待つ
帳票・元帳の数字が古い閲覧用の帳票は常に最新です。編集用の仕訳帳・元帳は「仕訳帳を更新」「元帳を更新」を押す
貸借対照表の最下行(貸借の差額)が 0 でない勘定科目マスタの開始残高(右の開始残高の検証)と、エラーチェック「借方金額と貸方金額が違う」を見る
閲覧用・帳票に打ち込もうとして警告が出た集計結果なので直せません。行の「取引を編集」から元の資料シートで直す
「別ブックのシートへは反映できません」メニュー「初期設定と保守」→「別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ)」を実行するか、「取引を編集」から直す
「仕訳帳が最新ではないため、範囲の貼り付けは反映できません」「仕訳帳を更新」を押してから貼り付け直す
「行と入力元の取引が一致しないため反映していません」並べ替え・行の移動の後は「仕訳帳を更新」を押してから直す
「入力元の値が仕訳帳の表示と異なります」他の人が資料シートを変えています。「仕訳帳を更新」を押してから直す
「複合仕訳の行は『取引を編集』から複合(入力)で修正してください」複合仕訳の行は、取引を編集で元のタブを開いて直す
「仕訳帳に行は追加できません」行は資料シートに足す
仕訳帳で直した内容を戻したい(⌘Z で戻らない)メニュー「修正の取り消し」→「直前の修正を元に戻す」
セルに「アクセスを許可」が出ている・#REF! が出ている別のブックを読む許可がまだです。そのセルを選んで「アクセスを許可」を押す
エラーチェックに「未判定」と出るメニュー「初期設定と保守」→「エラーチェックの式を入れ直す」
エラーチェックに「停止中」と出るエラーチェックの上の「自動で数える」にチェックを入れる
選択肢に科目が無い「科目・補助科目を追加」で足す
「マスタに無い科目」などのエラーが出るメニュー「マスタに無いものの整理」でマスタに足すか、正しい名前に置き換える
ボタンがずれた・重なった・無いメニュー「初期設定と保守」→「ボタンを置き直す」
色・書式・見出しのメモが崩れたメニュー「初期設定と保守」→「全部更新(形・色・帳票も作り直す)」
画像ビューアの別ウインドウが開かないメニュー「初期設定と保守」→「画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめる」
画像ビューアに資料が出ないその行のファイルURLの列にリンクがあるかを見る。資料の置き場が別の人のドライブなら、共有を確かめる
シートを足したのに集計されないシートマスタに行があるかを見る。シートは「シートを作成」で作る
新しい列を足したら動かなくなった見出しの名前を元に戻す。見出しの名前で列を探しているので、名前を変えると読めなくなる

11. 個人の顧問先

個人事業主も同じ本体・同じブックの作りで扱います。設定「法人・個人」が「個人事業主」のブックは、次のようになります。

作ると入るもの

物個人のブック法人のブック
勘定科目マスタ列「使う先」が共通・個人の行(事業主貸・事業主借・元入金・専従者給与・家事消費等 など)共通・法人の行(役員報酬・資本金・法人税等 など)
費目マスタ消えた科目を指す行は外す。事業主本人の税金・保険・生活費の費目がある事業主の費目は外す
設定青色・白色/青色申告特別控除の要件(全部更新が足す)なし
タブ決算書の下書き(個人)なし

帳票の形

家事按分(年末に1回)

  1. 期中は、家事分を含んだまま100%で入れます(行ごとに割合を付けません)。
  2. 年末に「シートを作成」で型「家事按分」のシートを作り、1行に1つの科目(補助科目まで分けるなら補助科目も)と事業割合・按分の根拠(床面積 30㎡/90㎡・使用時間 など)を入れます。前年の割合も入れておくと比べられます。
  3. 年間の合計(その年のその科目の借方−貸方)と家事分(年間の合計×(1−事業割合))が式で出て、期末の日付で 借方 事業主貸/家事按分・貸方 その科目 の決算仕訳になります。貸方の税区分はその科目のデフォルト税区分なので、家事分の仕入税額も減ります。
  4. 年間の合計は、会計管理シートの仕訳データを読みます(読み先のURLは上の欄「仕訳データの読み先」に全部更新が書きます)。このシートが作った仕訳は数えません。
  5. 減価償却費はこの型に入れません(固定資産台帳の事業専用割合で按分済みです)。
  6. 地代家賃の内訳の「必要経費算入額」に家事分を反映させるときは、家事按分のシートの行の取引先に家主の名前を入れます。

決算書を作る

タブ「決算書の下書き(個人)」(「7. 各タブの説明」)で、上の確かめが全部緑になっていることを見てから、欄の番号どおりに写します。

付録A. 用語

用語意味
ブックスプレッドシート1冊
シートブックの中の1枚のタブ
資料シート資料を入れるシート。列名では「入力元」
仕訳の列資料シートの右側の、仕訳用日付から貸方税区分までの列
修正仕訳帳(編集用)・総勘定元帳(編集用)で直して資料シートへ反映すること
取り消し用の記録修正を元に戻すための記録
表示期間帳票・元帳で集計する期間(会計期間の期首・期末とは別)
確認状況未確認→要確認→確認済
取込状況会計ソフトへ取り込んだか(取込済)
重複の判定列「重複の判定」(前の名前 重複判定結果)の値
規則エラーチェックの1行
型資料シートの形(標準・領収書・口座履歴 など)
確定残高通帳・明細で確かめた残高(前の呼び名:確認した残高)
横に表示/別ウインドウ画像ビューアの出し方
選択肢マスタタブ「その他プルダウンマスタ」

付録B. 画面の名前と内部の名前の対応

担当者(道具を直す人)向けです。ふだんの作業では読む必要はありません。画面の名前の正本は 呼び名の一覧.md、メニューの並びは コード.gs の MENU、ボタンは ボタン.gs です。

画面の名前内部の名前
全部更新updateAll
エラーチェックの式を入れ直すrunErrorChecks
画像ビューアshowSidebar
重複の判定を確認showDupConfirm
複合仕訳showCompoundJournal
仕訳を検索showSearch
元帳を開くshowLedgerForSelectedRow(行のボタンは showLedgerForRow)
表示期間を選ぶshowPeriodDialog
仕訳を出力showExportJournal
残高確認を開くopenLockTab
仕訳帳・元帳の元の行へ戻るlveBack
仕訳帳を更新updateJournal
元帳を更新refreshLedgerEdit
推移表を再作成rebuildTrend
帳票をPDFで保存saveReportPdf
マスタに無いものの整理showMasterCleanup
未処理フォルダの資料を数えるcountUnprocessed
固定資産台帳へ転記assetTransfer
固定資産台帳への転記を取り消すassetTransferUndo
減価償却仕訳へ写すassetPostDepreciation
減価償却仕訳への写しを取り消すassetPostDepreciationUndo
減価償却の達人へ出力(取込は未確認)showAssetExport
直前の修正を元に戻す(ボタンも同じ名前)undoWriteBack
元に戻した修正をやり直すredoWriteBack
シートを作成showCreateSheet
名前を変えるshowRename
名前の変更を戻すundoRename
科目・補助科目を追加showAddAccount
過去の仕訳から根拠を記入fillBasisFromPrecedents
費目マスタに使用件数を記入countRuleUsage
入力の列を表示/税区分の点検の列を表示/資料との照合の列を表示/出力の確認の列を表示/切り替える前の表示に戻すviewForInput/viewForTax/viewForMatch/viewForOutput/viewRestore
シートを作成の入口をドライブに置くshowDriveEntry
別ブックの資料シートにも修正を反映する(初回のみ)enableExternalWriteBack
画像ビューアの別ウインドウのURLを確かめるshowWindowUrl
ボタンを置き直すresetButtons
全部更新(形・色・帳票も作り直す)masterSigForget
見出しに列の説明を付け直すapplyColumnNotes
顧客管理表のフォルダ一括作成(顧問先を作る)mcOpen(顧問先を作る/顧問先作成.gs)